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透き通る春の妖精     ≪   ヤマエンゴサク   ≫




アズマイチゲの間には、ガラス細工をばらまいたような小さな花が見えます。

この透き通る青い色が心をくすぐります。
姿が独特な ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科の多年草です。

この子もスプリング・エフェメラルのひとつ・・・

次々に春の妖精たちが目覚め、自然界は陽気なざわめきが戻ってきますねぇ。

打ち沈んだ気分を振り払い、花追いでこころを充たす季節の幕開けです。



花言葉は、 思慮深い、人間嫌い




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春の足音が大きく響いてくるようになりました。
私の冬もそろそろ終わりでしょうか?

散歩道も緑が芽吹き、冬鳥たちも姿を見せなくなってきました。
癒してくれた鳥たちの記録をデジブックに纏めました。
ご笑覧頂ければ嬉しく思います。



Published by デジブック
by soyokaze-1020 | 2016-03-27 20:59 | 植物 | Comments(12)

苦労してでも・・・     ≪   アズマイチゲ   ≫




「良い時間に来られましたねぇ。
朝来ていた人は3時間ぐらい他所を廻ってくるわって出て行かれましたわ・・」

受付小屋で当番されていた小父様がそう云ってくださいました。

2時間以上かけてやって来た山野草群生地はお昼過ぎになっています。

この花もお日さまの光が大好き、陽が射さないと開きません。

去年より一週間遅れての訪問になりましたが、やっと間に合ったようです。
「そろそろ終わりなんだと思いますよ。おそらく今日くらいで・・」と、小父様


陽ざしはあるものの、風が意地悪します。


背の低い アズマイチゲ(東一華) を撮るには膝をつかなければなりません。
栗林には小石がゴロゴロ、栗のイガもあり、ロープを張って作られた通路は狭く
毎回苦労します。


けれどこの子の美しい笑顔、とりわけシベの魅力に惹かれます。


枯れ草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く     鳥海昭子





花言葉は、 温和、耐え忍ぶ恋



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by soyokaze-1020 | 2016-03-25 23:35 | 植物 | Comments(8)

ちいさい春     ≪   セリバオウレン   ≫




待ちわびる春
なかなか扉が全開しません。 私の感覚が鈍なのかしら・・?

自然界では緑が芽吹き、春を告げる草花たちが目覚め始めていますのに
心の中に木枯らしが吹いているようで寒いです~^^;

白くて小さな花が咲いています。

この子も雪解けの頃から咲きだす春を告げる花のひとつです。

セリバオウレン(芹葉黄蓮) は、花径1cmほど、
芹に似た葉は夏以降も年間通して枯れませんのでスプリング・エフェメラルではないそうです。

細い茎の上部に透き通る白が弾けたように咲く姿は、白い妖精を思わせます。



ちいさい春を見つけた思いです。



花言葉は、 揺れるこころ




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by soyokaze-1020 | 2016-03-23 23:30 | 植物 | Comments(4)

しのびよる春     ≪   ウグイスカグラ   ≫






山道を歩きますと、とりわけ鶯の囀りが透き通って聴こえます。
街中や散歩道でもよく耳にしますが、山は空気が澄み切っているからでしょうね。

「確かこの辺りだったと思うのだけれど・・?」
かなり上手くなった鶯さんの歌を聴きながら、
去年、初めて出会った ウグイスカグラ(鶯神楽) を捜します。


細い枝を自在に伸ばし、葉の脇からちいさな淡い紅色の花をつけるこの子は
一見地味で目立ちません。

それにまだ葉も芽吹いたばかりで、つい通り過ぎてしまいそうです。

去年とは違ったところに数株、見つけました。
筒状の花を下向きにつけ、覗き込みました。

今年の春は、抜き足差し足~!?
近寄ったり立ち止まったり・・・


鶯が歌い、この子たちが目覚め、忍び足で近づいています。



なんとなく少しの不安やわらげるウグイスカグラほつほつ咲けり       鳥海昭子



花言葉は、 未来を見つめる



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by soyokaze-1020 | 2016-03-21 19:33 | 花木 | Comments(8)

まどろみの春     ≪   ユキワリイチゲ   ≫




今年は暖冬だといわれていますが、どうしたことか不安定なお天気つづき・・・
春は名のみ~? そんな思いです。

この日も空はうすい雲に覆われ、陽ざしが望めません。

けれど、春の妖精に逢いたくて出かけました。
少しの光があればそれを受け止めて微笑んでくれることもあるからです。

たどり着いたもののナイーブなこの子たちは、やはりまだ眠たげです。

ユキワリイチゲ(雪割一華) は、早春の陽光が大好き~☆
光がないと咲きません。

判ってはいたのですが、時期を外しますと見逃しそうで・・・

かつて、曇っていた日に幸運にも一瞬だけお日さまが顔を出し、笑顔を見ることができたことがありました。

なのに・・・

まどろみの春はいつまで続くのでしょうか? 



花言葉は、  幸せになる



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by soyokaze-1020 | 2016-03-17 10:38 | | Comments(8)

めざめ・・・     ≪   セツブンソウ   ≫





空は鉛色、今にも雪が降り出しそうな雲に覆われています。

あまり良い条件ではありませんが、週末は雨の予報ですので
車を走らせました。


お隣の県の山野草の群生地
ブログで顔を出し始めたのが、どうしても気になっていました。



辿り着きますと、番小屋から当番のおじ様が出てこられ「まだ少しだけなのですよ! 開花はいつもより早かったのですがね・・」
このところの寒の戻りで目覚めてくれないとのことです。


2時間強かけて訪れましたので、とりあえずひとめぐり・・・
春を告げる妖精たちは疎らです。

落ち葉や枯れ草を押し上げてこの時期に咲く セツブンソウ(節分草)
開花して短い期間に一年の生活サイクルを終える春の妖精のひとつです。


まだ眠たげなお顔・・・

私は、10cmにも満たない彼女たちの背の高さに合わせ、ご機嫌伺いです。
尖った小石が膝に刺さり、苦しそうな姿勢の私を見て少し微笑んでくれたようです。


雲の切れ間から光が射し、いよいよお目覚めでしょうか?

光を集めてそっと咲く姿は、さながら春の目覚めを告げているようです。




たまゆらのもれびこもれび節分草         大堀柊花





花言葉は、 気品、ほほえみ



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by soyokaze-1020 | 2016-02-13 10:00 | | Comments(12)

晩秋の丘     ≪   ノジギク   ≫



体調が快復しないまま秋が暮れていきます。

例年ですと細いだらだら坂を息を切らしながら登る海の見える丘
今年はルートを変えて車で中腹までやって来ました。

野菊の中でもことさら気品のある ノジギク(野路菊) の群生に出会いたくて・・・
けれど・・・
やっぱり遅かったようです。

丘を真っ白に彩る花は既に終盤の佇まい、
地域の方々の「野路菊祭り」の雪洞が、かえって寂しげに風に揺れていました。

保護されている丘の花たちも、株がかなり減少していますのは、夏の異常気象が原因かも・・?

この地域は街中でも至る所にこの花が見られます。
桜の幹の裂け目にも崖の上や土砂崩れを防ぐコンクリートのます目の隙間からも・・・

逞しさを感じさせる花ですが、過酷な自然現象に負けないで~!  と、
祈りたくなる丘散策でした。



花言葉は、 真実



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by soyokaze-1020 | 2015-11-29 22:12 | 植物 | Comments(12)

語り合いのとき・・・     ≪   キッコウハグマ と ハナアブ   ≫


森の中は樹木が立ち並び、木漏れ日が射す時間もわずか・・・
そんな小暗い樹の下の枯れ葉や苔の間から茎を伸ばし可憐に咲いた花

キッコウハグマ(亀甲白熊) です。

まるで珍獣のような名前ですが、れっきとしたキク科の山野草
花径1cmに満たない愛らしい花、今年も逢いに行きました。

この花は針のような閉鎖花が多く、なかなか開いたものを見ることができないと云いますが
今季はラッキーなことにわり沢山の花が咲いています。

そこへお客様が・・・
虫が少なくなった今、大切なご来客です。

花を撮りに来ましたのに、動くものを見ますとつい追ってしまう悪い癖・・・

ハナアブさんは、花に寄ったり離れたり、
その度に白い花は頷いて揺れたり微笑んだり・・・
何のお話をしているのでしょう~?

森の中の薄暗い草むらの中で、ちいさなハナアブとちいさな白い花の語り合いのとき・・・
おだやかに秋が暮れていくのを感じます。



キッコウハグマの花言葉は、 素朴、



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by soyokaze-1020 | 2015-11-15 23:24 | | Comments(8)

 繊細な美しさ     ≪   センブリ  ≫



森のだらだら坂を登りつめた処は、少し開けて薄日が射しています。

道の脇沿いに、たおやかな佇まいの花の姿があります。
センブリ(千振) の花です。

この子は、日の光がないと開いた笑顔を見せてくれません。

秋の陽ざしは気まぐれで、正午過ぎですのに照ったり曇ったり・・・
気が焦ります。

去年はここでこの子たちの群生を見ましたのに、今年の花は僅か~!?

それでも、紫色のラインでメイクした星型の清らかな姿に逢えました。

可憐で透き通る美しい姿からは、“千回煎じてもまだ苦い”と云う言葉は想像できませんねぇ。



千振の花木漏れ日のひとところ     戸川稲村



花言葉は、 はつらつとした美しさ



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by soyokaze-1020 | 2015-11-08 07:00 | 植物 | Comments(10)

憂いの た・ま・ば・は・き     ≪   コウヤボウキ   ≫



季節は進み、森はすっかり晩秋の風の中です。

カサコソと枯れ葉が唄い、シダの緑は元気色~!
そこに隠れるように顔を覗かせているのは コウヤボウキ(高野箒) の花

小さいけれど、カールへアーのお洒落さんです。

この花に初めて出会い、調べたときにみつけた言葉
『酒は憂いの玉箒』・・(さけはうれいのたまばはき)
酒は心の憂いを取り除いてくれる素晴らしい箒、 たまばはき はコウヤボウキのことだそうです。

心の憂いを取り除いてくれる箒~!?
お酒ではなくこの箒を是非手元に置いておきたいものです・・・^^



花言葉は、 働き者



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by soyokaze-1020 | 2015-11-03 23:42 | 植物 | Comments(12)