タグ:山野草 ( 536 ) タグの人気記事

ひと夜かぎりの宴     ≪   オシロイバナ   ≫




不安定なお天気が続きます。
久々に青空が見えたかと思うと、いきなり雲が空を覆い、激しい雨・・・!
風が吹き雷まで鳴り響いて、右往左往してしまいます。

そんな日の夕方
たたんでいた蕊を静かに持ち上げ、この子たちの宴が始まります。

オシロイバナ(白粉花) は、ひと夜かぎりに咲く花

雨が降ろうと風が吹こうと、たとえ嵐の夜でも・・・
夕方に咲き、朝には萎んでしまう運命(さだめ)です。

甘い香りを放ちながら、精いっぱい命を燃やす彼女たちの情念の宴

ひと夜かぎりではあるけれど、憂いたり哀しんだりはしません。
秋の中ごろまで次々と乙女たちが、夜な夜な華やかな宴を繰り広げます。



白粉花やをんなはときに二ごゝろ      鈴木眞砂女




花言葉は、 あなたを想う、信じられない恋



(1)
a0140000_0452364.jpg


(2)
a0140000_046912.jpg


(3)
a0140000_0463011.jpg


(4)
a0140000_0471017.jpg


(5)
a0140000_0473539.jpg


(6)
a0140000_048838.jpg


(7)
a0140000_048297.jpg


(8)
a0140000_0491561.jpg


(9)
a0140000_049545.jpg


(10)
a0140000_050168.jpg


(11)
a0140000_050327.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-07-17 10:30 | 植物 | Comments(10)

 踏まれても抜かれても・・・   ≪    キダチコマツナギ ・ 他    ≫




田の側溝脇の斜面にかわいらしいピンクの花がたくさん咲いています。
萩の花か蔓性の葛の花と間違えたことのある コマツナギ(駒繋)  です。

かつて出会ったコマツナギは、地面を這うようにして円錐状の花をつけていました。
佇まいは萩や葛とそっくり!?

散歩道でも里山でも、踏まれても抜かれても草刈りにあっても、大地にしっかり根を張って
上を向いて健気に咲くちいさなピンクの花

この子は、背が高く伸ばした細い枝は少しの風にも優雅に揺れます。

花も葉も確かにコマツナギなのですが・・・?
調べますと キダチコマツナギ(木立駒繋) 別名:トウコマツナギ(唐駒繋) のようです。

中国原産の落葉小低木、近寄りますと2mほどでしょうか。
法面の緑化に植栽されたものが野生化したようです。

帰化植物とはいえ、佇まいは「和」の雰囲気~☆
好きなお花がまた一つ増えました。


花言葉は、希望をかなえる


(1)
a0140000_149589.jpg


(2)
a0140000_1493585.jpg


(3)
a0140000_1501225.jpg


(4)
a0140000_1503874.jpg


(5)
a0140000_151371.jpg



足元には、やはり逞しく可憐な子たちが元気です。
不快指数も頂点に達する日だったのですけれど・・・

(6)蝶形の ミヤコグサ(都草) 別名:エボシグサ(烏帽子草)
  
   花言葉は、 また逢う日まで

a0140000_1514848.jpg


(7)一日花の ニワゼキショウ(庭石菖)
a0140000_1531014.jpg


(8)花言葉は、 愛らしい人
a0140000_1534241.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-07-14 10:30 | 植物 | Comments(8)

甘い香りに誘われて     ≪   コアジサイ   ≫


散策路に甘い香りが漂っています。

去年もこの時期に出会った コアジサイ(小紫陽花) の群生です。
霞のように咲くこの子たちを霧の中で見てみたい~!

そんな想いも裏腹に、この日は夏日のような空模様
光と影がくっきり分かれ、花撮りが難しい状況

木漏れ日を浴びた花は、白飛びして木陰のものは地味に沈んで目立ちません。

心地よい爽やかな風が吹き、花に埋もれるようにハチ君が花粉を集めています。
甘い香りに誘われているのは私だけではなかったようです。

紫陽花と云ってもこの子は独特のお花
装飾花がなくて、香りも魅力のお気に入りのお花です。


花言葉は、 忍耐強い愛


(1)
a0140000_3114588.jpg


(2)
a0140000_3133678.jpg


(3)
a0140000_2463492.jpg


(4)
a0140000_2511968.jpg


(5)
a0140000_2515587.jpg


(6)
a0140000_9112187.jpg


(7)
a0140000_3152429.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-06-27 09:13 | 植物 | Comments(8)

あなたに逢いたくて・・・     ≪   ササユリ   ≫




初めての出会いは、山奥の林床でした。
立ち並ぶ樹木の下に、うつむきがちに清楚に笑みをたたえて、そっと咲いている花
ササユリ(笹百合) 、その清らかな姿にこころを奪われました。

翌年、時期をみて訪れますと数輪あった花の姿がありません。
山主さんが「イノシシやシカの食害ですべて絶えてしまった」 と肩を落としておられました。

この花は、発芽してから7・8年経たないと花をつけないのです。

何とか会いたい~!
募る思いであれこれ調べ、今年は3か所を訪れてみました。

新聞記事に載っていたお寺、森林公園、お隣の町の低山

タイミング的に遅かったのか、どこも花は咲き切って・・・
私が求める姿ではありません。

経験を積んで自信に満ちた華やかな笑顔の熟女たち
そんな雰囲気です。

汚れを知らない清らかな乙女、そんなあなたに逢いたかった~!
私を浄化して欲しくて・・・

良いタイミングを得るチャンスは難しいものです。
人との出会いもそのような~?
私の人生はいつもタイミングがズレている気がしてなりません。


花言葉は、 清浄、純粋



(1)
a0140000_16255387.jpg


(2)
a0140000_16261227.jpg


(3)
a0140000_16262957.jpg


(4)
a0140000_1627318.jpg


(5)
a0140000_16272355.jpg


(6)
a0140000_16274576.jpg


(7)
a0140000_1628970.jpg


(8)
a0140000_16282720.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-06-22 16:30 | 植物 | Comments(10)

森の中に戯れるチョウ     ≪   ガクウツギ   ≫




青暗い森の樹木の下
白い蝶が群れながら戯れています。

何やら幻想的な光景・・・

かすかな風に揺らめいて、右や左に舞い踊っているのは
ガクウツギ(額空木) の花

この時期、ウツギの花が森のあちこちで見られますが
とりわけこの花の佇まいに惹かれます。

日の当たらない場所で、音もたてずに静かに舞う白い蝶

眺めていますと、こころが浄化されていくような
そんな気持ちになります。



花言葉は、 明日の幸福



(1)
a0140000_2263737.jpg


(2)
a0140000_2273283.jpg


(3)
a0140000_228786.jpg


(4)
a0140000_2284145.jpg


(5)
a0140000_2285836.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-05-30 22:11 | 植物 | Comments(10)

恋の行方      ≪   アケビ   ≫




季節の風が谷を渡っていきます。
高い木からぶら下がった花が見えます。

風に小刻みに震えてピントがなかなか合いません。

蔓性の植物 アケビ(木通) の花です。
大きな花は雌花、存在感がありますね。

少し離れてかたまって咲く花が雄花・・・
まるで親衛隊のようです。

いいえ、美しい乙女に惹かれて屯する若者の集団~!?
それぞれ想いを遂げるための自己主張をしているのでしょうか?

人知れず咲く花の世界でも熾烈な戦いが繰り広げられているのでしょうね。

アケビの花は実を結ぶことが難しいそうです。
ひとつでも多くの恋が成就できることを祈りたくなります。


花あけび雄花雌花と濃く薄く        山口青邨



花言葉は、 唯一の恋


(1)
a0140000_181377.jpg


(2)
a0140000_1811944.jpg


(3)
a0140000_1813776.jpg


(4)
a0140000_1815774.jpg


(5)
a0140000_1821785.jpg


(6)
a0140000_1823784.jpg


(7)
a0140000_1831776.jpg


(8)
a0140000_18115411.jpg


(9)
a0140000_184949.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-05-26 18:12 | 植物 | Comments(10)

小さな花のアピール    ≪   アメリカフウロ   ≫




いつも散歩道を探し回るお花
1㎝未満の小さな子ですが、淡いピンクの可憐さが気に入っている アメリカフウロ(亜米利加風露)

今年はどうしたことでしょう~?
我が家のミニ菜園のあちこちに現れました。

手のひらを広げたような葉の脇から、そっと顔をのぞかせています。
懸命に笑みを浮かべて、アピールしているようですね。

早くもとんがり帽子のような果実もつけて・・・
これが弾けて手つかずの菜園に広がったのでしょう。

花期は5月~9月ごろまで
花が終わるころ葉は紅葉して草紅葉になりますが、
それまでには処分することになりそうです。

あ~ぁ、 迷いますねぇ~^^;
こころがゆれています・・・・・



花言葉は、 私に気づいて



(1)
a0140000_2135247.jpg


(2)
a0140000_2143112.jpg


(3)
a0140000_215257.jpg


(4)
a0140000_2152342.jpg


(5)
a0140000_2154686.jpg




デジブックを作りました。
拙いものですが、お時間がある方はご笑覧いただけましたら
嬉しくしく思います。


Published by デジブック
by soyokaze-1020 | 2016-05-23 19:58 | 植物 | Comments(12)

五月の風に戯れて     ≪   チゴユリ   ≫




優しい風が吹いています。
緑がいっぱいのこのフィールドで幼子たちが戯れています。

五月の風に目覚めたこどもたち

ある子は眩しげにうつむいて、あの子は柔らかな陽ざしが眩しげに・・・
そしてこの子は降りそそぐ光に満面の笑みをたたえて~☆

白くてちいさな子たちは チゴユリ(稚児百合) の花
姿が小型で可愛らしいことから稚児にたとえられたのが名前の由来です。

背丈は15センチほど、花の大きさは1.5センチくらい
葉に隠れてうつむいて咲いていますので、うっかりしますと見落としてしまいます。

しばしやわらかな風に吹かれ、佇んでいましたら
幼子たちの戯れはしゃぐ声が聴こえてきたような気がしました。

のどかで平和なひと時です。



花言葉は、 恥ずかしがりや



(1)
a0140000_10571971.jpg


(2)
a0140000_10582938.jpg


(3)
a0140000_10584315.jpg


(4)
a0140000_10585767.jpg


(5)
a0140000_10591997.jpg


(6)
a0140000_110119.jpg


(7)
a0140000_1105153.jpg


(8)
a0140000_1122372.jpg


(9)
a0140000_115985.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-05-12 11:06 | 植物 | Comments(8)

木陰で饗宴・・・!?     ≪   シャガ   ≫




家から車で1時間、山の奥の集落を訪ねました。

2日間続いた雨も上がり、この日はうす曇・・・
この花にとっては好条件のはず?

今年は花が咲くのが早いということもあり、去年より一週間早めの訪問です。

集落へ続く道の両側の杉や檜の足元が、仄かに白く彩られています。

シャガ(著莪)の花の群落~☆ 
どうやらタイミングが良かったようです。

湿り気のある木陰がよく似合う一日花ですが、これだけの群落をみますと
静々とした宴を開いているようにもみえます。

朝ひらいて夕方には音もなくはらりと散ってしまう・・・、そんな儚さを感じさせません。

花びらの縁や中心部の花柱のフリンジが揺らめく様子は、命の燃焼を物語っているのでしょうか?

ひとつひとつの花は、凛とした美しい子たちですが、どの子もみんな同じ顔・・!
実を結ばず地下茎で増殖することもミステリアスですね。



紫の斑の仏めく著莪の花           高浜虚子




花言葉は、 友人が多い、反抗




(1)
a0140000_17503943.jpg


(2)
a0140000_1751233.jpg


(3)
a0140000_17513740.jpg


(4)
a0140000_1752972.jpg


(5)
a0140000_17523029.jpg


(6)
a0140000_17524371.jpg


(7)
a0140000_175338.jpg


(8)
a0140000_17533380.jpg


(9)
a0140000_17534742.jpg


(10)
a0140000_1754581.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-05-01 17:56 | 植物 | Comments(8)

風に立ちそよぐ     ≪   ヤマブキ   ≫




春風がそよぐ山道では、この時期、崖や斜面を黄金色に彩る花
ヤマブキ(山吹) が目をひきます。

枝ごとにたくさんの花をつけ、枝垂れるように咲き乱れる美しい光景

その魅力をなんとか撮りたいとレンズを向けましが、上を向いて撮るのが苦手な私
それに、この花はしなやかな枝が風にゆれて、ピントが合いません。

枝が風になびく様子を「山振り」と云っていたのが訛ったのが、名前の由来の一説だそうです。

まだ緑が浅い山が、深みのある山吹色に彩られますと、晩春・・・

短かった今年の春が過ぎ去ろうとしています。
まもなく五月、爽やかな季節がやって来ますね。



ほろほろと山吹散るか滝の音       松尾芭蕉

山吹の立ちよそいたる山清水汲みに行かめど道の知らなく      高市皇子(たけちのみこ)




花言葉は、 待ちかねる




(1)
a0140000_222088.jpg


(2)
a0140000_2220542.jpg


(3)
a0140000_22211268.jpg


(4)
a0140000_22214015.jpg


(5)
a0140000_22245344.jpg


(6)
a0140000_2225854.jpg


(7)
a0140000_22252257.jpg

by soyokaze-1020 | 2016-04-27 22:26 | 植物 | Comments(14)