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あなたに逢いたくて・・・     ≪   ササユリ   ≫




初めての出会いは、山奥の林床でした。
立ち並ぶ樹木の下に、うつむきがちに清楚に笑みをたたえて、そっと咲いている花
ササユリ(笹百合) 、その清らかな姿にこころを奪われました。

翌年、時期をみて訪れますと数輪あった花の姿がありません。
山主さんが「イノシシやシカの食害ですべて絶えてしまった」 と肩を落としておられました。

この花は、発芽してから7・8年経たないと花をつけないのです。

何とか会いたい~!
募る思いであれこれ調べ、今年は3か所を訪れてみました。

新聞記事に載っていたお寺、森林公園、お隣の町の低山

タイミング的に遅かったのか、どこも花は咲き切って・・・
私が求める姿ではありません。

経験を積んで自信に満ちた華やかな笑顔の熟女たち
そんな雰囲気です。

汚れを知らない清らかな乙女、そんなあなたに逢いたかった~!
私を浄化して欲しくて・・・

良いタイミングを得るチャンスは難しいものです。
人との出会いもそのような~?
私の人生はいつもタイミングがズレている気がしてなりません。


花言葉は、 清浄、純粋



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by soyokaze-1020 | 2016-06-22 16:30 | 植物 | Comments(10)

森の中に戯れるチョウ     ≪   ガクウツギ   ≫




青暗い森の樹木の下
白い蝶が群れながら戯れています。

何やら幻想的な光景・・・

かすかな風に揺らめいて、右や左に舞い踊っているのは
ガクウツギ(額空木) の花

この時期、ウツギの花が森のあちこちで見られますが
とりわけこの花の佇まいに惹かれます。

日の当たらない場所で、音もたてずに静かに舞う白い蝶

眺めていますと、こころが浄化されていくような
そんな気持ちになります。



花言葉は、 明日の幸福



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by soyokaze-1020 | 2016-05-30 22:11 | 植物 | Comments(10)

恋の行方      ≪   アケビ   ≫




季節の風が谷を渡っていきます。
高い木からぶら下がった花が見えます。

風に小刻みに震えてピントがなかなか合いません。

蔓性の植物 アケビ(木通) の花です。
大きな花は雌花、存在感がありますね。

少し離れてかたまって咲く花が雄花・・・
まるで親衛隊のようです。

いいえ、美しい乙女に惹かれて屯する若者の集団~!?
それぞれ想いを遂げるための自己主張をしているのでしょうか?

人知れず咲く花の世界でも熾烈な戦いが繰り広げられているのでしょうね。

アケビの花は実を結ぶことが難しいそうです。
ひとつでも多くの恋が成就できることを祈りたくなります。


花あけび雄花雌花と濃く薄く        山口青邨



花言葉は、 唯一の恋


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by soyokaze-1020 | 2016-05-26 18:12 | 植物 | Comments(10)

小さな花のアピール    ≪   アメリカフウロ   ≫




いつも散歩道を探し回るお花
1㎝未満の小さな子ですが、淡いピンクの可憐さが気に入っている アメリカフウロ(亜米利加風露)

今年はどうしたことでしょう~?
我が家のミニ菜園のあちこちに現れました。

手のひらを広げたような葉の脇から、そっと顔をのぞかせています。
懸命に笑みを浮かべて、アピールしているようですね。

早くもとんがり帽子のような果実もつけて・・・
これが弾けて手つかずの菜園に広がったのでしょう。

花期は5月~9月ごろまで
花が終わるころ葉は紅葉して草紅葉になりますが、
それまでには処分することになりそうです。

あ~ぁ、 迷いますねぇ~^^;
こころがゆれています・・・・・



花言葉は、 私に気づいて



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デジブックを作りました。
拙いものですが、お時間がある方はご笑覧いただけましたら
嬉しくしく思います。


Published by デジブック
by soyokaze-1020 | 2016-05-23 19:58 | 植物 | Comments(12)

五月の風に戯れて     ≪   チゴユリ   ≫




優しい風が吹いています。
緑がいっぱいのこのフィールドで幼子たちが戯れています。

五月の風に目覚めたこどもたち

ある子は眩しげにうつむいて、あの子は柔らかな陽ざしが眩しげに・・・
そしてこの子は降りそそぐ光に満面の笑みをたたえて~☆

白くてちいさな子たちは チゴユリ(稚児百合) の花
姿が小型で可愛らしいことから稚児にたとえられたのが名前の由来です。

背丈は15センチほど、花の大きさは1.5センチくらい
葉に隠れてうつむいて咲いていますので、うっかりしますと見落としてしまいます。

しばしやわらかな風に吹かれ、佇んでいましたら
幼子たちの戯れはしゃぐ声が聴こえてきたような気がしました。

のどかで平和なひと時です。



花言葉は、 恥ずかしがりや



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by soyokaze-1020 | 2016-05-12 11:06 | 植物 | Comments(8)

木陰で饗宴・・・!?     ≪   シャガ   ≫




家から車で1時間、山の奥の集落を訪ねました。

2日間続いた雨も上がり、この日はうす曇・・・
この花にとっては好条件のはず?

今年は花が咲くのが早いということもあり、去年より一週間早めの訪問です。

集落へ続く道の両側の杉や檜の足元が、仄かに白く彩られています。

シャガ(著莪)の花の群落~☆ 
どうやらタイミングが良かったようです。

湿り気のある木陰がよく似合う一日花ですが、これだけの群落をみますと
静々とした宴を開いているようにもみえます。

朝ひらいて夕方には音もなくはらりと散ってしまう・・・、そんな儚さを感じさせません。

花びらの縁や中心部の花柱のフリンジが揺らめく様子は、命の燃焼を物語っているのでしょうか?

ひとつひとつの花は、凛とした美しい子たちですが、どの子もみんな同じ顔・・!
実を結ばず地下茎で増殖することもミステリアスですね。



紫の斑の仏めく著莪の花           高浜虚子




花言葉は、 友人が多い、反抗




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by soyokaze-1020 | 2016-05-01 17:56 | 植物 | Comments(8)

風に立ちそよぐ     ≪   ヤマブキ   ≫




春風がそよぐ山道では、この時期、崖や斜面を黄金色に彩る花
ヤマブキ(山吹) が目をひきます。

枝ごとにたくさんの花をつけ、枝垂れるように咲き乱れる美しい光景

その魅力をなんとか撮りたいとレンズを向けましが、上を向いて撮るのが苦手な私
それに、この花はしなやかな枝が風にゆれて、ピントが合いません。

枝が風になびく様子を「山振り」と云っていたのが訛ったのが、名前の由来の一説だそうです。

まだ緑が浅い山が、深みのある山吹色に彩られますと、晩春・・・

短かった今年の春が過ぎ去ろうとしています。
まもなく五月、爽やかな季節がやって来ますね。



ほろほろと山吹散るか滝の音       松尾芭蕉

山吹の立ちよそいたる山清水汲みに行かめど道の知らなく      高市皇子(たけちのみこ)




花言葉は、 待ちかねる




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by soyokaze-1020 | 2016-04-27 22:26 | 植物 | Comments(14)

陽光を求めて     ≪   ミヤマカタバミ   ≫



山の風は冷たく、空気はきっぱりと澄みきっています。
樹木の木の芽はまだ小さく、光を遮るほどでもありません。

枯れ落ちた木の葉の間から陽光を求めて顔を出す花
ミヤマカタバミ(深山傍食) 白い清楚な顔立ちです。

山に登らないと出会えないお花

辿り着いたのは夕方前、果たして咲いている子に出会えるだろうか?
不安でしたが、何とか間に合いました。

この子は、曇りや雨の日には開きません。
夕方になりますと花も葉も閉じてしまいます。

木漏れ日があたり、顔を見せてくれるお花を探しての撮影でした。
好条件のお花に出会うタイミングは難しいですねぇ。



花言葉は、 歓喜



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デジブックを作成しました。
お時間のある方、見ていただきましたら嬉しいです。


Published by デジブック
by soyokaze-1020 | 2016-04-24 10:00 | 植物 | Comments(12)

寄り添って    ≪   ニリンソウ   ≫




斜面を春の風がやさしく渡っていきます。

まどろみから目ざめ始めた清楚な花は ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科の多年草です。

先に咲いた花はお姉さん
少し遅れて咲く妹を愛おしそうに見つめる姿が眩しく映ります。

辛いときも苦しいときも、寄り添えば生きる力がでてきます。
やさしい心の波がひたひたと胸に押し寄せて来るようです。

そんな気持ちにしてくれる清純なお花です。



清純に二輪草白く咲きそろう谷間傾(なだ)りを風わたりゆく         鳥海昭子



花言葉は、 協力、友情



ちっとも治まらないこの度の九州の大震災報道に胸が潰れる想いです。
被災された皆さまの苦境を身にしみて感じています。
こころからお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興をお祈りしています。



事情があり留守にしていました私のブログに、欠かさず訪問して下さった皆さま
有難うございます。
背中を押されたように、大変励みになりました。感謝にたえません。
遅れ遅れになりますけれど訪問させていただきますのでよろしくお願い致します。





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by soyokaze-1020 | 2016-04-20 08:51 | 植物 | Comments(6)

白いさざなみ     ≪   クサイチゴ   ≫




散歩道の一本桜の下
僅かに広場があり、密かにマイフィールドと呼んで草花たちに会いに行きます。

樹木が生い茂り、あまり陽ざしが届かないところですが、
様々な野草が季節ごとに、それぞれの営みを繰り広げ楽しい場所~♪

漣が春の歌を唄っているような花は クサイチゴ(草苺)

花径4cmほどもある少し大きな花ですから、一面まっしろ・・・!
羽音をたてて蜜を求めるクマバチさんを探しましたが、この日は姿がありません。

この子は名前に草がつきますが、落葉小低木で木本だそうです。
5月ごろには果実が熟し、甘く美味しいとのことですが、
私は果実を見に来たことがありません。(家から5分とかからない処ですのに・・?)

既に花びらを落として実を結び始めているものもあります。

今年は忘れずにひとつ摘まんでみようかな~(´∀`)



草いちごの幽かなる花咲き居りて わが歩みゆく道は楽しも       斉藤茂吉





花言葉は、 幸福な家庭、誘惑





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by soyokaze-1020 | 2016-04-11 17:36 | 植物 | Comments(14)