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静かに灯る     ≪   レンゲショウマ   ≫




木立の下の薄暗い草むら

仄かな明かりが小さく揺れています。


森の妖精たちが、ひとつ・ひとつ丁寧に灯を点していきます。


灯りに揺らぐその花は、 レンゲショウマ(蓮華升麻)

まだ、蕾が多いけれど・・・


開いた透き通ったその佇まいは、薄幸の美人

返ってこない便りを、耐えて待つ切なさに身を震わせているような!?


時おり射す木漏れ日に輝くこのフィールドはまるで別天地


しゃがみ込んで、しばし哀愁漂うこの花を眺めていますと

こころの中を見透かされているような気がして、すこし慌てます。



寄せては返す胸の中のさざ波を鎮めなければ・・・と(#^.^#)




花言葉は、 伝統美



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by soyokaze-1020 | 2017-08-03 13:39 | お出かけ | Comments(6)

優しさをたたえて     ≪   カワラナデシコ   ≫




久々の日本庭園

花のない季節の私の駆け込み寺です。


諸々の事情が重なり、カメラ散歩を疎かにしていましたら、心は砂漠になりました。

潤いを求めて訪れた庭園


佇まいは変わりませんが、訪れている観光客の話し声は外国語・・・!?


その間をぬうように私はお花を探します。

かつては「流れの庭」に一ヶ所にしかなかった カワラナデシコ(河原撫子) 

「花の庭」の数ヶ所に姿があります。

花がないこの時期を見込んで植栽されたのでしょうか?

観光目的の日本庭園ですから貴重な空間です。


古来より愛でられていたこの花は、またの名を「ヤマトナデシコ(大和撫子)」

日本人女性の凛とした清らかな美しさに準えてこの花を形容したと云います。


このお庭にぴったり~! 

訪れている外国の方々は、感じ取ってくれますでしょうか?


緑の中のこの花たちは、ピンク色のお顔に楚々とした優しさをたたえて咲いています。

やりきれないほど蒸し暑い昼下がり


けれど・・・


ちょっとだけ 砂漠の中に小さなオアシスを発見できたかな?



花言葉は、 可憐、大胆



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by soyokaze-1020 | 2017-07-27 10:09 | | Comments(4)

みどりの風に誘われて     ≪   ササユリ   ≫




標高304.2m、久々の山歩き

少々強い陽射しが気になるものの、爽やかな風が心地よくルンルン気分~♪


けもの道から入ります。

初めての道は狭く、結構勾配がきつい!?

尖った石がゴロゴロ・・・! その石に手をかけ傍の木の枝に摑まりながら登ります。


すぐに息切れ!

3・4歩進んでは「はぁ~!はぁ~!」 やっぱり老体には無理だったかな?

「この道の方が沢山咲いているよ」 下りて来た人が教えてくださったものだから選んだ道なのです。


どうしても逢いたかった ササユリ(笹百合)



諸々の事情が重なり、カメラ散歩ができなかったけれど、決心してやって来たのだから~!


出逢えました!

清らかなその姿、楚々としたやさしい笑みをたたえた子たちに・・・☆



遠く近くで囀る鶯の声はBGM

みどりの風のなかのササユリ達の上品な佇まいは、疲れた躰と心を充分に癒してくれました。



花言葉は、 清浄、上品


※ たくさん撮りましたので枚数が多くなりました。





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by soyokaze-1020 | 2017-06-05 08:30 | 植物 | Comments(12)

ひそひそ・・・と     ≪   ヘラオオバコ   ≫


車が行き交う道路脇
ガードレールを潜り抜けた草むらに小さく群れたひょうきんな若者たち

何でもない道端に咲くオオバコの仲間の ヘラオオバコ(箆大葉子) です。
愛嬌のある個性的な姿ですねぇ。

車が通るたびに白い雄蕊を振りかざしながら揺れますので、撮りにく~い!

かなりの交通量の道路で、音も途切れることもなく騒がしい場所ですのに、
若者たちは、右へ左へと躰を寄せながら、何やらひそひそと話し込んでいます。

日が傾き始めた夕方
若者たちの内緒話に付き合っている暇はありません。
退散! 退散~です。



花言葉は、 惑わさないで


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我が家の庭の春です。
お時間のある時にご笑覧くださいませ。


Published by デジブック
by soyokaze-1020 | 2017-06-01 08:30 | 植物 | Comments(10)

森の中の夢舞台     ≪   フタリシズカ   ≫




時おり小鳥の囀りが聴こえる静かな森の中

杉や檜の枝払いがなされ、光が漏れる広場が出来ました。


苔むした倒木や切り株に守られるように、しなやかに葉を広げその間から伸びた花穂に沢山の蕾

真っ白な小さな花は花びらのない フタリシズカ(二人静) です。


2本の花穂を静御前とその亡霊の舞い姿にたとえたのが名前の由来

時には亡霊が3人・4人と出ることもあるようですが、ここでは二人の世界・・?


耳を澄ますと笛や小鼓のお囃子が聴こえてくるような~!?


足元では ニワゼキショウ(庭石菖)さんが、拍子をとり、

マムシグサ(蝮草)の若者が酔いしれたように見入っています。


木漏れ日が揺れ動く夢舞台・・・

フタリシズカは、訪れた季節いっぱい静かに舞い続けます。




花言葉は、 いつまでも一緒に




(1)フタリシズカ(二人静)

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(5)ニワゼキショウ(庭石菖)
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(6)マムシグサ(蝮草)
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by soyokaze-1020 | 2017-05-21 09:14 | 植物 | Comments(8)

海ほたる~!?     ≪   マツバウンラン   ≫



道路わきの斜面は穏やかな春の海

風にそよぐ花の群生がチカチカ光りながらうねっています。


青く神秘に輝く花は、マツバウンラン(松葉海蘭) です。


この花を見ると、幼いころ過ごした田舎の海が浮かびます。

テレビもゲームもなかった時代、子供たちは自然の中で遊びました。


海岸は格好の遊び場

岸壁から見下ろす海に一塊になって光る生き物がいました。

子供たちは、それを「海ボタル」と呼び、しばし眺めてその塊に小石を投げます。

光はパッと散って、瞬時に元に戻り神秘に輝き続けます。


マツバウンランの佇まいを眺めていますと、時が逆流して故郷の海岸に立っている幼い自分に戻ってしまいます。


「海ボタル」を調べましたら、光るのは夜だとのこと!?

私たちが見たのは真っ昼間!!

あれは何だったのでしょう?




花言葉は、 輝き




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by soyokaze-1020 | 2017-05-17 09:10 | 植物 | Comments(6)

夢を紡いで     ≪   アケビ   ≫




新緑の間を快い風が吹く山の中腹


ふと見上げれば、小さな花が揺れています。

アケビ(木通) の花です。


立木に絡みつき這い上がり、蔓を伸ばした先に可憐に咲く花


垂れ下がった蔓は風に身を任せて、ゆら~り・ゆら~り

夢をつかもうと空を切っているように見えます。


しがみついた蜘蛛さんも一緒にゆら~り・ゆら~り


アケビの雌花と雄花、そして蜘蛛さんと五月の風

あまり光が届かない山陰で、のんびり夢を紡いでいます。



花言葉は、 唯一の恋



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by soyokaze-1020 | 2017-05-10 10:11 | 植物 | Comments(12)

初夏の風に舞う     ≪   シャガ   ≫


朝は青空が眩しいほどでお出かけ日和~☆

そろそろ時期では・・? と、里山に向かいました。


遠くに雷の音!

突然の大雨・・・? 風も吹きます。


せっかく出かけたのだからと、レストランで早めのランチをとることに、

小一時間もしますと、雨・風もおさまり明るい陽射しが戻ってきました。


「あの大雨は何だったのだろう?」

気を取り直して里山に向かいます。


おとなしくなった風・せせらぎの音

集落の入り口から白い花の群落が続きます。


薄暗い杉や檜の木立の足元は シャガ(著莪 ) の花が、霞が立ち込めたように

そこだけぼんやりと白く明るくなっています。


このような群落の中での花撮りは、いつも戸惑います。

〝どの子にしようかな?“

みんな「私はここよ!」 と、云っているような~(;’’)


蝶が舞う姿に似て、別名「胡蝶花」 とも呼ばれます。


季語は〝夏“ 

この冬から春の厳しかったお天気の影響でしょうか、集落の杉木立は少し荒れ模様


けれど、そこには初夏の風が吹き、白いチョウが舞う姿が見られます。



花言葉は、 私を認めて



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by soyokaze-1020 | 2017-05-04 14:55 | 植物 | Comments(6)

庭の小宇宙    ≪   キュウリグサ   ≫



庭のあちこちに小さな花が咲きました。


花径2mmほどで、ともすれば見逃してしまいそうな大きさです。

けれどレンズを向けますと、愛らしく微笑んでくれます。


キュウリグサ(胡瓜草) のこの色は、爽やかな空の色

直径2ミリの小宇宙~☆


こんなに小さくてもしっかり花の形をしています。

健気ですよねぇ。


やさしい風に小刻みに震えながら、我が家の庭に春を運んでくれました。


暦はもう、五月

遅すぎた春も駆け足で過ぎていこうとしています。


この花は、今が最盛期・・・

庭の小宇宙は精一杯の輝きを放っています。



花言葉は、 愛しい人への真実の愛




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by soyokaze-1020 | 2017-05-02 19:39 | 植物 | Comments(13)

森の道化師たち     ≪   ジロボウエンゴサクと仲間たち・ヤブレガサ   ≫




森は一気に春めいて、草花たちの歓びの声が聴こえてきます。


冷たい地面の下で、小さな子たちは寒さにジッと耐えこの季節を待っていたのでしょう。

やわらかな春の陽ざし、やさしい春の風~♪


♪~ オ~ オ~ さぁWAになって踊ろ ララララララ~ ~♪


ジロボウたちは、陽気におどけています。

キケマンさんは、目覚めて間もない様子で、辺りを見回して

少し遅かったのでは? と気になっていたヤブレガサ小父さん、ビーチパラソルになって幼い子を見守っていました。


そして・・・

ヤマエンゴサクの(きみ)は、終盤姿

けれど、さすがに気品を失っていません。


それぞれの草花たちは、それぞれの姿で春を楽しんでいるようです。

みんなみんな 森の陽気な道化師たちです。



♪~ 悲しいことがあればもうすぐ 楽しいことがあるから

   オ~ オ~ さぁ輪になって踊ろ ララララララ~ ~♪




(1)ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) 

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(2)花言葉は、 私を思って

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(3)キケマン(黄華鬘) 

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(4)花言葉は、 祈りのある生活

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(5)ヤブレガサ(破れ傘)  

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(6)花言葉は、 透きとおる心 

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(7)ヤマエンゴサク(山延胡索) 

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(8)花言葉は、 思慮深い

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by soyokaze-1020 | 2017-04-30 23:46 | 植物 | Comments(6)