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晩秋の森     ≪   コウヤボウキ   ≫



遠くで鳥の囀りが聴こえる静かな森です。

時おりやさしい秋の風が樹木の葉を揺らし、ざわめく葉擦れの音がさざ波のように寄せては返します。
その根元でしなやかに揺れる小さな花 コウヤボウキ(高野箒)

今年も逢えました~☆

花びらの先をクルクル巻き上げて、まるでリボンで作った紙細工のような姿
繊細で愛らしいですねぇ。

ちいさな虫たちが、羽音もたてずに盛んに戯れています。

この花が咲きますと、秋はいよいよ深まり・・・
まもなく森は冬の気配に包まれていきます。

あの猛暑に苦しんだのは、ついこの間のことですのに、
澄みきった高い空や風の爽やかさを感じた日のなんと短かったことか~!?

もう、秋も終わりに近くなってきました。



花言葉は、 清潔、働き者



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by soyokaze-1020 | 2014-10-31 20:04 | 植物 | Comments(8)

燭台の仄かなあかり     ≪   タイワンホトトギス   ≫



山の上の古いお寺に一本の桜の木があります。
ジュウガツザクラ(十月桜) と、手書きの札がつけられ、数年前からこの時期に訪れています。

そろそろではないかと逢いに行きましたが・・・
傍に大菊の展示小屋が建てられ、絵になりません。

お寺の横の石垣沿いに タイワンホトトギス(台湾杜鵑草) が自生しています。
多分、自生・・? 数年前、お会いしたお寺の方から聞いた記憶があるような~?

晩秋も近い山のなかのお寺は人影もなく静寂で厳かな雰囲気です。

ホトトギスの花もそろそろ終わりのはずですのに、ここではまだ健気で可憐な姿~☆

この花の仲間は日本だけでも13種類、地域固有種や変種を含めますと、もっとあるそうです。

名札は有りませんが、この子は花径3cm弱、茎先が枝分かれし
小型の花が上向きに咲く特徴から タイワンホトトギスとしました。

まるで昔の燭台に火が灯されたように、仄かな明かりを放ちながら咲いています。


花言葉は、 永遠にあなたのもの



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by soyokaze-1020 | 2014-10-27 09:55 | 植物 | Comments(8)

秋雨の庭     ≪   シュウメイギク ・ 他   ≫


秋の長雨・・・
3日間も降り続き何処へも出かけられずに、庭の花たちと雨が止むのを待ちます。

梅の木の根元で、シュウメイギク(秋名菊) が、小刻みに震えています。
冷たい雨の中でも楚々と咲く姿は優雅です。

花びらに花粉を落とし俯いて、遠い記憶を辿っているのでしょうか・・・!?

ツワブキ(石蕗) は、これからが最盛期、空を見上げて元気な笑顔~☆

植えた覚えのない フジバカマ(藤袴) が、ためらいながら綻んできました。

メドーセージ は、大きなお口を開けて、時の流れを唄っています。
夏の訪れとともに咲き始めたこの子も、そろそろ秋の終わりを告げることでしょう。

秋雨の庭の花たちは、それぞれの想いで、季節の移ろいに身を任せています。



路地裏の空き家の庭に咲きながらシュウメイギクは何偲ぶらん       鳥海 昭子



花言葉は
シュウメイギク(秋名菊)・・・薄れゆく愛
ツワブキ(石蕗)   ・・・・愛よよみがえれ
フジバカマ(藤袴)  ・・・・あの日を思い出す                  
メドーセージ     ・・・・燃ゆる思い



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by soyokaze-1020 | 2014-10-25 09:59 | 植物 | Comments(8)

暑さを乗り越えて    ≪   ヌバタマ   ≫



猛暑のこの夏、ブロック塀の前であえぎながら妖艶な花を咲かせた ヒオウギ
萎れはしないかと案じましたが、沢山の実を結びました。

ヌバタマ(射干玉) と呼ばれる漆黒の美しい姿、
後ろが灰色の塀ですので、雰囲気は今一・・・!

けれど、待ち望んでいた子たちですもの、何とか絵にしたいとあれこれ工夫です。

戸惑う私を見ながら、美しく輝き色々なポーズでサービスしてくれます。

描くイメージを表現するのは難しいですね。



檜扇の花は実となりさびしけど要ただしき葉のすがたあはれ     若山喜志子



花言葉は、 誠実



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by soyokaze-1020 | 2014-10-23 21:14 | 植物 | Comments(8)

庭の秋     ≪   ホトトギス   ≫



猛暑で体調を崩し、手入れが行き届かない我が家の庭・・・
秋の深まりと共に ホトトギス(杜鵑草) の蕾が膨らみ始め、次々に開きます。

狭い庭の片隅のナンテンの下に一塊になって咲く花~!?

右や左、立ったり屈んだり、いろんな角度で眺めます。
見た目は風情ある秋のお花ですのに、絵にするのはむずかしい~^^;

山や森で出会う自然の空気の中のお花たち
その自由で密やかな佇まいに比べ、窮屈そうな彼女たち・・・

屈託ない笑顔は、私を侘しくさせます。

手入れをしない庭にも、季節は忍び寄り静かに流れていきます。



花言葉は、 秘めた恋


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by soyokaze-1020 | 2014-10-21 09:03 | 植物 | Comments(8)

黒真珠     ≪   ヤブミョウガ   ≫


庭の ヤブミョウガ(藪茗荷) です。

3年前、立ち寄ったお蕎麦屋さんから分けていただいた2株が増えました。

種が落ちたり、地下茎を伸ばして薄暗い庭の片隅を棲家にしています。
花が咲いた時、気になりながらも撮らなかった子たち、
沢山の実をつけて、輝きながら私を誘います。

美しい黒い真珠の輝き~☆

何処へも出かけられずに、今日はこの子たちに遊んでもらいました。


花言葉は、 報われない努力


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by soyokaze-1020 | 2014-10-19 22:48 | 植物 | Comments(8)

草むらの秋祭り     ≪   ミコシグサ   ≫



こちらの地域は祭りが盛んで、10月を中心に各神社で盛大に行われます。

それに備えて祭り前は太鼓の練習があり、迫り来る日暮れと共に8時ごろまで至るとこから祭り太鼓の音が街中に流れます。
この季節の、この地方の秋の風物詩です。

そして野の草むらも、まさに今が秋祭り・・・!

お神輿が出揃いました。

小さな流れの岸で、豆粒ほどで見逃してしまいそうですが、立派な飾り屋根のお神輿です。

元の花が赤・白どちらなのかこの姿になってしまうと判りかねますが、
ここで、1cm弱の可憐なゲンノショウコの花を見たのは、猛暑日の夏真っ只中・・・
白花だったような気がします(赤花もあったような~?)

見事に変身して野菊の咲く草むらで、命を紡ぐ祭りが静かに行われています。

辺りは、チロチロとつぶやく流れと秋風にささやく草花の声だけ・・・
切なくて厳かなお祭りです。



花言葉は、 心の強さ



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by soyokaze-1020 | 2014-10-17 07:54 | 植物 | Comments(4)

森の奥のお花畑     ≪   ミカエリソウ   ≫



「チカラシバに似た花で、名前負けしているように思うのだが・・」
そんな言葉を残して、用事があるからと案内人の方は森を下りていきました。

教えて頂いた谷に入り、石や岩がごろごろした細い坂道を登ります。

樹木の下に見事な群落が、目に飛び込んできました。
木漏れ日さえもない、薄暗いフィールドで淡紅色の花穂が揺らめいてます。

「あまりの美しさに思わず振り返って見る」と云うことからつけられた名前の ミカエリソウ(見返草) 

森の奥にこのような素敵なお花畑があったなんて~☆
ちょっと感激です。

何度か訪れている森ですが、広大で奥深く谷あり岩山ありで、私はいつも入り口あたりをウロウロするばかり・・・

まだまだ魅力ある出会いがありそうなのですが、身体がもちません。


花言葉は、 私的な愛



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by soyokaze-1020 | 2014-10-15 08:22 | 植物 | Comments(8)

森の中の山野草たち     ≪   マツカゼソウ ・ 他   ≫


久々の森歩きです。

この日は、顔なじみになった森の案内人の方に同行して頂きました。


薄暗い散策路の脇は マツカゼソウ(松風草) が、やさしく揺れています。
風情ある佇まいに心惹かれるお花ですが、ピント合わせに苦労を強いられます。


坂道の斜面に佇んでいるのは センブリ(千振) 、かたい蕾はまだ開きそうもありません。
和の雰囲気の清楚な花を期待していたのですが・・・
今日の目的のひとつは、この子だったのですが、残念でした。


木立ちが途絶えた小さな広場には タンナトリカブト(丹那鳥兜)
これから色づく淡い姿は清楚に見えますが、全身が猛毒~!!
漂わせる妖艶な笑みに惑わされそうになります。


下り坂の笹薮に灯りを点したように ツルニンジン(蔓人参) が見下ろしています。
数年ぶりだとのことで、案内人の方は嬉しそうです。
何度か訪れる森、ここでこの子に出会うのは初めてで、私も嬉しくなります。


(1)マツカゼソウ        花言葉、揺らめく恋心     
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(3)センブリ     花言葉      はつらつとした美しさ   
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(4))タンナトリカブト       花言葉、心を傷つける言葉
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(6)ツルニンジン        花言葉、執着
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by soyokaze-1020 | 2014-10-13 09:52 | 植物 | Comments(10)

こんぺいとうの花     ≪   ミゾソバ   ≫



風もない穏やかな秋日和
里山の田んぼに沿う川の中は小さな花で埋め尽くされ、ひしめき合っています。

今まで見たことがない ミゾソバ(溝蕎麦) の群落~!!

ひとつひとつの花は、ガラス細工のように透き通り魅力があります。

タデ科の花は、花弁がないのが特徴ですが、この花も花びらに見えるのは萼・・・!?
先端を紅色に染めて開いているものも、私は花びらにしか見えません~^^

稀にしか貰えなかった子供の頃の貴重な甘いお八つ
金平糖を思い出します。

やわらかな陽射しが降りそそぎ、
チョウが舞うように飛び交い、ハチが歌ってでもいるかのように羽音をたてて飛び回り、
心地よい秋の風情の昼下がりです。


溝蕎麦は水の際より咲きそめし      高浜 年尾
いちめんのミゾソバ咲けりおもいでは透明にしてこんぺとうの花      鳥海昭子 



花言葉は、 純情




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by soyokaze-1020 | 2014-10-11 08:16 | 植物 | Comments(8)