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おすまし顔     ≪   ムラサキセンダイハギ   ≫



如何にもマメ科らしい佇まいの花の群れです。
湿り気のある処が好みのようで、小さな湿原フィールドに一塊になって咲いています。

ルピナスやカラスノエンドウなど、蝶形のマメ科の花は無邪気なあどけなさが魅力ですが
この子たちの表情は、すっくと姿勢を伸ばしおすまし顔を崩しません。

風が吹きぬけ、葉っぱがざわめいても透き通るような笑みを湛えて平然としています。

冷たく気どっている訳でなく、つんと取り澄ましているのでもなく・・・
芯がしっかりしたうら若き女性のようです。

紫色の魔力でしょうか?

なにを想い、なにを考えているのか、ミステリアスな雰囲気の ムラサキセンダイハギ(紫千代萩) です。


花言葉は、 内気、


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by soyokaze-1020 | 2014-06-30 09:47 | 植物 | Comments(6)

ワインレッドの哀しみ    ≪   クロバナロウバイ   ≫



しずんだ色を纏った花に出会いました。

緑が濃い木立の中では、小さくて目立ちません。
密やかな佇まいは、むしろ私の心をくすぐります。

クロバナロウバイ(黒花蝋梅)、  ロウバイの仲間で初夏に咲く花です。

魅惑のワインレッド・・・
何故か切ない気持ちに襲われます。

心の底に燻る想いは、燃え上がることを抑えられ宥められ、ひたすら渦巻く靄でしかありません。

入り口も出口も見えない靄の中、ふとしたことで踏み入れたこの道は何処まで続くのやら・・・!?

ワインレッドの花は、哀しみと切なさを漂わせて、静かに咲いています。


花言葉は、 深い慈愛、同情



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by soyokaze-1020 | 2014-06-26 12:58 | 心の庭 | Comments(10)

青い星    ≪   チョウジソウ   ≫



小さな湿原フィールドに、星型の花が咲いています。

バックは花が終わったツツジの葉が繁って、緑を濃くし夏の装いです。

手前は、ガラスのような透明感をもつ青い星の舞台です。

群れて咲いていても小さい淡い青色はあまり目立ちませんが、野趣的な佇まいが魅力の チョウジソウ(丁字草) 、
環境や生育地の質的悪化で衰退が進んでいるそうです。

湿った風が通り過ぎますと、ゆらりと涼やかな笑顔を見せて・・・
虫さんたちも葉の陰で寛いでいます。

舞台は 夜空~!
暗い空にまたたく青い星

私はしばし、彼女たちの澄み切ったハーモニーに耳を傾けます。



花言葉は、 上品な優雅さ



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by soyokaze-1020 | 2014-06-20 13:42 | 植物 | Comments(8)

ふわり・ふわり のステンドグラス    ≪   アサギマダラ   ≫



思いがけないことでした・・・!
予期せぬ出会いにドキドキです。
今季初めての アサギマダラ(浅黄斑蝶) です。

草薮の中で優雅に翅を広げたり、閉じたり~!
翅を広げると10cmほどもある、アゲハより少し大きめの美しいチョウさんです。

翅はまるでステンドグラスで出来ているように繊細な模様が描かれています。
動きはこの上なく優雅で、飛翔の姿は ふわり~・ふわり~

このような飛び方で海を渡り、長距離の台湾まで移動するのですねぇ~!?
にわかに信じ難い謎多きチョウさんです。

優雅な飛翔姿をどうしても撮りたいと、かなり時間を費やしましたが・・・
あ~ぁ、やっぱり修行が足りません。

また逢う日まで、逢える時まで・・・、課題を残しました。



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by soyokaze-1020 | 2014-06-18 23:03 | 昆虫 | Comments(8)

凛として     ≪   オオバオオヤマレンゲ   ≫



見上げた樹の枝に白い花が咲いています。
オオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)、 二度目の出会いです。

厚みのある花びらは真っ白~!
真紅のシベを護るように、毅然とした姿です。

みつめられると、何故かドキッとします。
こころの奥底を覗かれたような・・・ 

清らかな表情は、なにものも寄せ付けない燐とした美しさを感じます。

やわらかな光と風がこの花を包み込んでくれたら、やさしい微笑を見せてくれるでしょうか?



花言葉は、 変わらぬ愛



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by soyokaze-1020 | 2014-06-16 22:19 | 植物 | Comments(8)

花が鳴らす鐘の音     ≪   ハンショウヅル   ≫


生垣の細い枝にしなやかに蔓を伸ばし、小さな花がぶら下がっています。
紅紫色の可憐に微笑む ハンショウヅル(半鐘蔓) は、クレマチスの仲間だそうです。

混み合った藪の隙間からひっそりと覗く姿は風情を感じますが、
光が届かなくて撮り辛い~^^;

“半鐘”・・なんて言葉、久々に思い出しました。
今の子供たちには馴染みがない言葉でしょうね?

火の見櫓に吊るした半鐘、幼い頃に見た光景が、影絵のように思い出されます。

時おり吹く風に小さく揺れて、花が鳴らす鐘の音が幽かに聴こえたような気がします。


花言葉は、 感謝、心の美しさ




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by soyokaze-1020 | 2014-06-14 22:22 | 植物 | Comments(8)

ぶらり歩き~!     ≪   初夏の植物園の花たち   ≫



久々に植物園をぶらり歩き~!

海抜900m弱のこの園のメインフィールドは、高山の植物を集めた場所が人気です。
年平均気温が北海道並みの約9度の気候を利用して、世界の高山植物や寒冷地の植物などを栽培しています。

何度か訪れていますが、私はいつも此処を眺めるだけでやり過ごしていました。
図鑑で見るようなお花は馴染みが薄く、語りかけ辛い気がしたものですから・・・

高山植物の女王 「コマクサ(駒草) は、この園が誇るお花のひとつらしく、ガイドブックの表紙を飾っています。
ヒマラヤの青いケシ は終盤まぎわの静かな微笑を見せていました。
今季、森で出会わなかった フタリシズカ(二人静) も眠りの前・・
葉の上に花をこぼして、季節の移ろいに身を任せています。
木立ちの中の シライトソウ(白糸草) も雪の筆のようなお顔で空を見上げています。
新緑の中に咲くピンクの花は タニウツギ(谷空木) 、 梅雨の時期に目立ち「田植え花」としても知られていますね。

気がつきますと既に田植えを終えた風景が広がり、時の流れを感じます。

高山とは云え、梅雨時らしい生温い風、
少々汗ばみながらのぶらり歩きです。



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(2)コマクサ(駒草)
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(3)ヒマラヤの青いケシ
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(4)フタリシズカ(二人静)
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(6)シライトソウ(白糸草)
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(8)タニウツギ(谷空木)
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by soyokaze-1020 | 2014-06-12 21:16 | 植物園・公園 | Comments(10)

清流の妖精たち    ≪   バイカモ ・ ニホンカワトンボ(?)   ≫


初夏の風が爽やかな里山です。
住宅と畑地の間を流れる狭い川
そこに可憐な妖精たちが姿を現しました。

初めて出会った群生~!

清らかな流れにゆらめきながら囁きあう白い妖精 バイカモ(梅花藻)
水温14度前後の清流にしか育たないナイーブな可憐な花です。

翅がオレンジ色のイトトンボが数頭、優雅に戯れています。
この子も初めての出会い~! ニホンカワトンボ で、間違いないでしょうか?

花撮りに来たはずですのに・・・!?
私のカメラは、ニャンコやワンコのように、動くものを追いかける癖があり・・^^;
またもやブレ画の山を作ってしまいました。

清い流れと白い花、輝く翅の小さなトンボ、
頬をなでる風はやさしく爽やかで、心の隙間がひたひたと潤いで満たされいくひと時でした。

花言葉は、 幸せになる

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諸事情があり、思いがけず長いお休みになりました。
訪問コメントもご無沙汰の失礼、お許し下さい。
まだ解決半ばですが、少しずつ花散歩に出かけようと思います。
今後も宜しくご指導お願い申し上げます。



by soyokaze-1020 | 2014-06-10 22:14 | 植物 | Comments(8)