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目覚めた妖精たち    ≪   セツブンソウ   ≫



まだまだ寒気が去らない二月の末
凛とした冷気はそれなりに気持ちが引き締まりますが、体力の衰えた今、突き刺さるものがあります。

溶け残りの雪を掻き分け顔を覗かせていた子たちは、数株しかなく
この日あらためて、山野草群生地を訪れました。

柔らかい冬の陽ざしは、栗林にやさしく降りそそぎ地面を温めているのでしょう。
草も疎らな落ち葉の間から、春の妖精たちが揃ってお目覚めです。

セツブンソウ(節分草) は、凍てつく冬に芽を出し、
春になる前に花を咲かせ、木々が芽吹く頃には眠りにつく儚い花

Spring Ephemeralの第一陣の花ですね。
その儚さゆえにこころ魅かれ、また逢いに行きました。

透き通る笑顔は冷たい風をものともせず、揺らめきながら歓びに溢れているようです。



きさらぎの光きらきらゆれている節分草の群れ咲くところ     鳥海昭子


花言葉は、 人間嫌い、気品


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by soyokaze-1020 | 2014-02-27 21:37 | 植物 | Comments(12)

春の香り    ≪   ロウバイ ・ マンゲツロウバイ   ≫



山の上の植物園では、溶けかかった雪がまだ残っています。

園の入り口の花は、すでに終焉まぎわでしたが、登りつめた広場は今が盛りのように
小さな灯りを点して、地面の残り雪を照らしていました。

花の芯を赤く染めた ロウバイ(蠟梅)
そして、花弁が丸く蠟細工の光沢が著しい マンゲツロウバイ(満月蠟梅)

雪が降ったあとの空気は透き通っています。

冷たいけれど柔らかな陽射しに優しい温もりを感じます。

この子たちが振り撒く春の香り、私は目を閉じて深呼吸・・・
ちいさな幸せのひと時です。


蠟梅や雪うち透かす枝のたけ     芥川龍之介
蠟梅や薄雪庭を刷きのこす      水原秋桜子



花言葉は、 優しい心、ゆかしさ

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(2) ロウバイ
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(5) マンゲツロウバイ
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by soyokaze-1020 | 2014-02-25 12:30 | 植物 | Comments(10)

赤と黄色のシンフォニー    ≪   マンサク2種   ≫



♪~ 春は名のみの風の寒さや ~♪ の今日この頃ですが、
冷気の中に マンサク(満作)の花が咲き始めました。

冬枯れの枝に、折りたたんだ細いリボンがほどけるように開いて、春を呼んでいます。

不思議な花の形は目を惹きますね。

隣り合わせに咲く赤と黄色の花、
その空間は早春の光のシンフォニーを奏でています。

かたい蕾の中に頑なに閉じ篭っていた花びらは、淡い陽射しの温もりで一本ずつほどけて、
葉に先がけて花開き、風に身を任せています。

優しさと温もりで何もかも包み込んでしまえば、
人のこころもいつかほどけて花が咲き、春風が薫る日も遠くないことでしょう・・・!?


まんさくは煙りのごとし近かよりても     細見綾子



花言葉は、 幸福の再来、呪文

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(2)アカバナマンサク(赤花満作)
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(7)シナマンサク(支那満作)
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by soyokaze-1020 | 2014-02-21 22:29 | 植物 | Comments(8)

あしたを照らす    ≪   フクジュソウ   ≫



お昼を過ぎていますのに、まだ所々に雪が残っています。

木の葉とキラキラした雪を割って フクジュソウ(福寿草) が顔を見せています。
真っ白な雪のキラキラ、それよりはるかに輝く福寿草の金色のキラキラ・・・
眩しい美しさに、しばし見惚れました。

光や温度に敏感なこの子たちは、私がお日様を背にして、光を遮りますと1・2分で花を閉じようとします。
再び日があたりますと、いつの間にか花が開きます。
とても繊細な春の妖精~!

この子たちの輝きは、寒い冬を乗り越えた力強さなのでしょう。
希望のあしたを照らしているようです。


金の辨こぞりて開く福壽草      阿部みどり女
福寿草家族のごとくかたまれり   福田蓼汀(ふくだりょうてい)


花言葉は、 幸福を招く 


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by soyokaze-1020 | 2014-02-13 12:52 | 植物 | Comments(10)

光あつめて    ≪   セツブンソウ   ≫



思いがけない雪にみまわれた次の朝は、久々にお日様が顔を出した日曜日でした。
ここ数ヶ月、雨の日曜日ばかりで失望の連続~^^;

凍えそうな二月ですが、春探しにちょっと遠出・・・!

まだ溶けきっていない雪の間から顔を覗かせている セツブンソウ(節分草) に逢いに行きました。

水仙などは雪の重みで腰折れ状態、無残な姿でしたが、
さすがに春の妖精と云われるだけあり、この子は健気に笑顔いっぱいで迎えてくれました。

数株しかありませんが、腹ばいになりこの子目線でご挨拶・・・
春とは名ばかりの、まだ弱い光をあつめて慎ましやかに咲く姿が胸に沁みます。

厳しかった冬もそろそろ終わり、心躍る春はもうそこまで来ています。


節分草つばらなる芯もちゐたる    加藤三七子

咲くだけの光あつめて節分草     高橋 悦男


花言葉は、 微笑み、光輝


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by soyokaze-1020 | 2014-02-11 13:00 | 植物 | Comments(6)

雪のしずく    ≪   スノードロップ ・ サザンカ   ≫


列島大荒れのこの日、こちらでも夜半から降り始めた雪が白い世界をつくりました。
おもたいベタ雪ですが、この冬の初積雪です。

足元が危ないことだし、家の中でおとなしく過ごそうと~!?
お昼前に思い立ち庭に出てみました。

溶けかかった雪をのせて サザンカ(山茶花) が愉しげです。
寒風にさらされているよりイキイキしているような~♪

その傍の スノードロップ は、雪解けの雫をまとって溜め息まじり・・・?

我が家のちいさな庭
枯れ色のなかに息づくささやかな雪の日の物語




        
山茶花にあるは霙の降る日かな    河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)

五十年経てなお慕う人がありスノードロップの淡いため息   鳥海昭子




花言葉は、 サザンカ    ・・・ 困難に打ち勝つ
        スノードロップ ・・・ 初恋のため息  


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by soyokaze-1020 | 2014-02-09 12:00 | 植物 | Comments(4)

枯れ木の飾り    ≪   ゴイサギ ・ ホシゴイ   ≫


対岸の枯れ枝に10数羽の鳥たちが集まっています。
コロニーでしょうか?

けれど、何度か来ていますのに、ここで見たのは初めてです。

みんな首をすくめて猫背になり、ジッとしています。
時々、欠伸をしたり足で掻き掻きするだけ~!?
ゴイサギ(五位鷺) と、その幼鳥のホシゴイ(星五位) です。

暫らく観察していましたが、面白味のない鳥さん・・・^^;
まるで枯れ木の飾り!?
夜行性ですから仕方がないですね。

離れた処にいた ホシゴイがいきなり飛び立ちました。
幼鳥とは云え、大きな羽ばたき~! 幼さは見えません。
ホシゴイは3年ほどかけて成鳥になるそうです。

親鳥の傍にうずくまるホシゴイちゃんはやっぱり甘えん坊のようです~♪


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by soyokaze-1020 | 2014-02-07 12:58 | | Comments(10)

土手は春~♪    ≪   オオイヌノフグリ   ≫


2・3日続いた穏やかな陽気・・・
その春の気配を追いやるように、冬将軍が戻って来ました。
かなり厳しい寒さです!

日当たりの良い土手は大地の温もりがあるのでしょうか?
瑠璃色の小さな花が咲き始めています。

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)、 一日花ですが青く煌く星色で春の訪れを告げています。

(山裾の土手は、いち早く春なのだヮ?)
そう思いながら、鳥を探しに山に入ります。
今日も囀りだけを聴き、収穫無し~!

帰りに覗いた土手では、精一杯咲いたこの子たちが、眠り寸前でした。

春まっただ中になりますと、この土手は地上の星に染め上げられることでしょう。

寒い冬でも必ず春になります。
春を待つこころは哀しくて楽しい~☆


犬ふぐりはりつきて咲く地べたかな     細見綾子
いぬふぐり星のまたたく如くなり       高浜虚子



花言葉は、 誠実、清浄


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by soyokaze-1020 | 2014-02-05 12:52 | 植物 | Comments(8)

ほのぼの散歩    ≪   ハクセキレイ   ≫



冬枯れた大地に草が芽吹き、みどりが徐々によみがえって来ました。

やわらかい陽だまりの中を、ひとりで散歩する ハクセキレイ(白鶺鴒)
胸をはったり、首をのばしたり、チョコチョコ楽しそうです~☆

私も一緒にあとを歩きます。

♪~ みどりのそよ風 いい日だね ~♪
口ずさみたくなるような昼下がり

のどかな春は、もうそこまで・・・!
足音が聴こえてくるようです。


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by soyokaze-1020 | 2014-02-03 18:49 | | Comments(8)

綿毛の世界    ≪   コウヤボウキ   ≫



「野鳥の森」と記された細い杭に誘われて、登った初めての山道
鳥の声はしますが、樹木に遮られて姿を捉えることができません。

息を切らせながら、かなりの急勾配を登って来ましたが諦めることに・・・

下りかけた足元に、小さな世界が広がっています。

ふわふわした、ボタン雪のような綿毛の世界~☆

コウヤボウキ(高野箒)の綿毛 です。
逆光で見る綿毛は、どんなものでも煌いた表情を見せ、魅力なのですが、
ここでは、樹木の陰、空はうす曇できらめきは望めません。

かなりの数の綿毛ですので、お花の時期はお洒落なカールヘアーのお嬢さんたちで
きっと華やかだったことでしょう。


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by soyokaze-1020 | 2014-02-01 22:32 | 植物 | Comments(4)