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リボンフラワーの少女    ≪   コウヤボウキ   ≫



お寺の裏の崖です。
2年前、森の奥で出会ったお洒落なちいさな花が、ここに有りました。
コウヤボウキ(高野箒) です。

日当たりのよい乾燥気味の場所を好むとされるこの花は、
うす暗い森の奥で出会った子より茶目っ気な少女に見えます。

お洒落に目覚めた少女が、思いっきりリボンで飾って・・・
とうとうリボンフラワーに変身してしまいました。

誰もいない小部屋で、ありったけのリボンや髪飾りをつけてははずし、
そっと鏡を覗く・・・! 
鏡の中に微笑みかけて、頬をそめる自分だけの世界~☆

乙女になる前の少女たちの思い出の1ページ、
どんな女性でも通ってきた遠い記憶のような気がします。


小春日の山裾ゆけばひかりつつコウヤボウキの種飛びいたり     鳥海昭子


花言葉は、 働き者、清潔


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by soyokaze-1020 | 2013-10-30 18:00 | 植物 | Comments(4)

楚々とした清らかさ    ≪   ジュウガツザクラ   ≫


秋雨という響はシトシト静かに降る雨をイメージしますが、
台風が連れてきた長雨はとてつもなく乱暴でしたね。
被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

雨から開放されて、季節は一足すすんだようで肌寒くなりました。

去年、屋根に積もる細雪のような ジュウガツザクラ(十月桜) に出あい、
その山の上のお寺を訪ねました。

あらっ! 花はありましたが、チラホラ咲きです。

思えば、紅葉とのコラボが印象的でしたっけ~!?
まだモミジは深い緑のまま・・・

ご住職が、ジュウガツザクラは十月から咲き始めお正月頃まで咲き続けるのだと、
ご家族連れの方に説明されていました。

春の華やかさはありませんが、枝の先に楚々と咲く姿は、胸に沁み入るものがあります。


花言葉は、 秘めた想い、純潔


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by soyokaze-1020 | 2013-10-28 18:00 | 植物 | Comments(10)

雨の日の庭で・・・     ≪   タイワンホトトギス   ≫



台風の影響でこちら関西でも、3日も4日も雨が降り続きました。
花散歩ができず、仕方なく夕方、庭に出てみました。

うす暗くなった庭に、今年も タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)が咲きました。

雨は次第に強くなって・・・!
その中に懸命に吸蜜する ホシホウジャク(星蜂雀)の姿があります。

思いがけない来訪に、私はドキドキ~!
けれど、連写も思うに任せず、どれもブレ画ばかり・・・^^;

諦めてお蔵入りに・・!?
在庫がありませんので、この子を載せる事にします。


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今朝はやっと雨もやみ、うす曇りです。
庭のホトトギスも心なしか笑みを浮かべています。

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花言葉は、 永遠にあなたのもの、上を向いて
by soyokaze-1020 | 2013-10-26 18:31 | 植物 | Comments(7)

秋の日にゆれる    ≪   コスモス   ≫



里山のコスモス畑

小春日和の穏やかな秋の陽射しに コスモス(秋桜) が、揺らめきながらざわめいています。

この季節には、一度は記録したい花ですが、この子だけを目的に出かける機会がなく
通りすがりにとりあえずカメラを向けてみました。

いけませんねぇ~!
とりあえず・・は、花にも気持ちが伝わるらしく、風に揺れながら笑っているだけ~!
語りかけてくれません!

何事もこころに余裕をもって、向き合う姿勢の大切さを今更ながら感じています。



空たかくコスモスゆれる花原をほそほそと行き来る道がある     鳥海昭子



花言葉は、 乙女の真心、調和


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by soyokaze-1020 | 2013-10-24 18:00 | 植物 | Comments(6)

格調たかく    ≪   ホトトギス   ≫



久々の日本庭園
竹の庭のホトトギスに会いに訪れました。

あの日はやさしい日溜りの中に終焉まぎわの ホトトギス(杜鵑草) が群れるように咲いていました。

笹の葉をざわめかせながら渡っていく秋風は、あの日と少しも変わりません・・・
この日の空はどんよりと雲がたちこめ、花も驚くほど疎らです。

花は季節になれば変わらずに咲きますのに、時の流れで状況も変化するのですねぇ。

人のこころも・・・
ちょっと切ない想いです。

この庭のこの子たちは、細くちいさく、それでも格調高い気品に満ちています。
名前を訊ねましたが、「ここでは、一括りでホトトギスとしています」と、受け付け嬢、

新種のものも見かけましたが、詳しい係りの人に電話で問い合わせてくれ、
それは 『シスイホトトギス(紫酔杜鵑草)』 という、園芸種だそうです。
庭園もゆっくりと変化しています。



夜をこめて咲きてむらさき時鳥草   後藤比奈夫

尋ねても言うてもならぬ事がある花ホトトギス風にうなずく    鳥海昭子




花言葉は、 永遠にあなたのもの、永遠の若さ


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シスイホトトギス(紫酔杜鵑草)
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by soyokaze-1020 | 2013-10-22 18:00 | 植物 | Comments(6)

里山のちいさな秋   ≪   ミゾソバ   ≫



おだやかな秋の陽がふりそそぐ昼下がりです。
人の気配がない里山の水辺に、星屑をちりばめたような花の群れがあります。

いいえ、この子たちはお星様の子供たち~☆
紅色に頬を染めて、愛らしい笑顔です。

ある子は葉の陰から、又ある子は水面の光に眩しそうに瞬いて、はしゃいでいます。

鮮やかな深い緑のなかに咲くちいさな花は、 ミゾソバ(溝蕎麦) です。
瞬きは、ガラス細工かろう細工をおもわせますねぇ。

里山の小さな秋は、おとぎの国の入り口のようです。


溝蕎麦は水の際より咲きそめし     高浜年尾


花言葉は、 純情、風変わり


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by soyokaze-1020 | 2013-10-20 18:00 | 植物 | Comments(6)

風のたわむれ    ≪   マツカゼソウ   ≫



森の奥の散策路沿い
木立の根元でささやく花たちです。

細い茎の上の方に5mmほどのちいさな白い花をつける マツカゼソウ(松風草)
姿・形、そして名前も風情があります。

弱々しい草のせいでしょうか?
肌で感じないほどの微かな風にもゆらゆら身を任せて、とどまってくれません。

私は、膝をつき息を殺して、彼女たちのささやきに耳を傾けます。
風と戯れる彼女たちは、いつも私を悩ませます。

森の奥の木橋のたもとは、見えない風の遊び場でしょうか?
またしても、すっきりとした姿を捉えることができませんでした。


花言葉は、 倦怠期、揺らめく恋心


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by soyokaze-1020 | 2013-10-18 18:00 | 植物 | Comments(10)

美しいイガグリ頭~^^    ≪   キクバヤマボクチ   ≫



陽が傾き始めました。
疲れ気味の足どりでゆっくり散策路を歩いていましたら、
法面に見慣れない子が佇んでいます。

背丈1mほど、アザミに似た顔でうつむき、見下ろしています。
イガグリ頭のような針状の毛で顔を隠し、逆光で光る姿はなんとも不思議な美しさです。

調べましたら キクバヤマボクチ(菊葉山火口) だそうです。
下部の葉は菊に似ているそうですが、撮り逃してしまいました。

これはまだ蕾の状態で、イガグリが割れて淡黄色か淡紫色の独特の花が咲くようです。
まだ開ききらない花に、ハチ君が盛んに潜り込んで夕食に余念がありません。

この子の不思議な笑顔を見てみたいのですが、
2時間の遠出が叶うかどうか~?

初めての出会いは、ちょっとドキドキ~☆
ときめきは疲れを忘れますね。


花言葉は、 ・・・?


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by soyokaze-1020 | 2013-10-16 18:00 | 植物 | Comments(6)

深まりゆく秋    ≪   ノコンギク   ≫

木立の下に群れ広がる、うすむらさきの花の波です。
やさしい風と共に、秋の光が花の波を撫でるように過ぎて行きます。

ほんとうに秋の光の逃げ足の速いこと・・・!
ふと目をそらすと、もうそこに留まってはいません。

私は、群れる ノコンギク(野紺菊)の上を、光を追ってレンズを覗きます。

秋の深まりを感じさせるこの花
あわれで儚さを感じさせるうすむらさきの色が上手く捉えられません。

小説『野菊の墓』の一場面には届きません。


秋草のいづれはあれど露霜に痩せし野菊の花をあはれむ      伊藤左千夫



花言葉は、 忘れられない想い、守護


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by soyokaze-1020 | 2013-10-14 18:00 | Comments(6)

秋の陽射しを受けて    ≪   アキノキリンソウ   ≫



もの憂げな秋の陽射しが、侘しさをのせて漂っています。

夏の燦々とふりそそぐ太陽が去った後、
秋の夕方の陽射しはことに哀しげで、あたりを静かに彷徨いながら漂う風情です。

樹木の下の草薮や道の石積みの間から、すっくと顔を出している アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
レモンイエローに輝いて佇む姿は、胸をつかれます。

ここでは群れたものは見られず、藪の中、木の根元、池の縁などにポツリ・ポツリと・・・
いっそう存在感がありますね。


しじみ蝶ふたつまつわる山道のアキノキリンソウそよろともせず     鳥海昭子


花言葉は、 安心、用心

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by soyokaze-1020 | 2013-10-12 18:00 | 植物 | Comments(6)