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芯の強さ    ≪   センブリ   ≫

あまりにも有名な民間薬で、名だけはよく知っています。
そして、私が知っているのは、とてつもなく 苦い! ということだけ・・!?

そのセンブリ(千振)の花が、森の奥に咲きはじめていました。
もちろん、初めての出会いです。

白地に薄紫の筋を小筆で引いたような花びら、草むらの中に佇む姿は凛として
芯の強い日本女性を思わせます。

薬草は漢方の薬として大半のものが中国から伝わったものだそうですが
この子は日本で独自に発達して古い時代から広く用いられていたようです。
私は、経験がありませんが、全草逃げ出したくなるほど苦いのですってね!
名前の由来も、千回振っても(千回煎じても)まだ苦い事から来ているそうです。

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同じリンドウ科センブリ属のアケボノソウが実を結び始めているのが見られます。
花が咲いているときには、センブリに気づかなかったのですが、すぐ近くに自生していました。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-31 20:07 | 植物 | Comments(10)

おちびさんに振りまわされて    ≪   キッコウハグマ ・ アキノキリンソウ   ≫

よほど気をつけて見ないと見逃してしまうほど細い線のような茎です。
蕾も1-1.5cmぐらいの針金状態、背丈は10cmに満たないおちびさんです。
そこに小さな白い花をつけています。

キッコウハグマ(亀甲白熊)と云うそうです。

可憐なお花ですのに白熊だなんて! 調べた漢字を見てビックリ!
葉が「亀甲」の形、花の形が「白熊」の毛に似ていることに由来しているのだそうです。
葉は茎の下部に集まってついているのですが、撮り損ねてしまいました。

「キッコウハグマが咲くのを待っているのだけど、なかなか咲かなくてね!」
10月10日に訪れた時、案内の方が仰っていましたが、どうやらこの花は閉鎖花を結ぶことが多いらしいです。
この日は、幸いなことに2・3輪、花を確認できました。

シベが3本見えます。
頭花は3個の小花からなり、先は5つに深裂しています。風車のように先が捩れて複雑な美しさですね。

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この子がいる少し離れた林床で、黄色の花を見つけました。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)だと教えて頂きましたが、この子も背丈10cmほどのおちびさんです
ネットで調べましたら、80cm程度にはなると記されています。

ファインダーで覗く黄色い子は、生育が悪いのか弱々しく、発育不全の様子でした。
私の絵も、ピント不全になりました^^;
薄暗い森の奥で、それでも健気な姿です。

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どちらもおちびさんで、殆ど寝っころがるような姿でしか撮れません。
「大変だね!」 案内人の方が笑いながら仰って、初めて我に返り少々赤面しました。
by soyokaze-1020 | 2011-10-30 21:43 | 植物 | Comments(10)

カールしたお洒落さん    ≪   コウヤボウキ   ≫

細い茎の先に小さな花をつけています。
花は筒状のものが十数個集まり、ひとつの花に見えます。

コウヤボウキ(高野箒)は、草むらの中にありましたので、草なのかと思いましたが落葉低木なのだそうです。

和歌山県の高野山では、竹を植えることを禁じられ、竹箒が作れずこの花の茎を束ねて箒にしたことから、この名前がつけられたといいます。
木質化した細い茎はしなやかで古くから、箒の材料とされていたようです。

花径は1cm弱、カールした花弁が可愛らしいですねぇ。
なかなかのお洒落さんです。

森の奥の樹木の下の草むらに、一輪ずつ咲いていました。
山林の日当たりのよい乾燥したところでは群生が見られるそうですが、
ここの森では、木漏れ日しかなく望めそうにありません。
それでも、初めて出会うお花の可憐さに、しばし見惚れていました。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-29 19:29 | 植物 | Comments(12)

夕暮れ迫るうす明かりの中で    ≪   コシロノセンダングサ   ≫

バス停の裏の駐車場でこの子を見つけました~♪
去年まで棲みついていた空き地に住宅が建ち、今年は諦めていました。

センダングサの仲間の中では、一番にひいきしている子たちです。

コシロノセンダングサ(小白の栴檀草)は、不規則な白色の舌状花が面白く、それぞれ様々な表情を見せてくれます。
それなのに、コスモスを小さくしたような、哀愁を帯びた美しい姿、

ファインダーの中では・・・!
着物柄にしたくなるような慎ましい絵になるのですよねぇ~^^
実もお花も含めて・・!? 
なんて、出会えた嬉しさでちょっと浮かれ気味でしょうか?

秋の夕暮れが似合うお花です。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-28 20:29 | 植物 | Comments(12)

樹木の下の灯り    ≪   ツワブキ   ≫

まだ晩秋とは云えないこの時期、冷え込みが強くなると咲きはじめるお花です。

ツワブキ(石蕗)は、海岸の岩場や崖などが自生地なのですが・・・。
ここは薄日しか届かない樹木の下、こんな環境が心地良いらしいです。

あたりの彩りが乏しくなった12月ごろまで、鮮やかな黄金色の灯りを点したように咲く、貴重なお花ですね。

庭園などの石組みなどの間にも植えられているのをよく見かけます。
我が家の庭には紫木蓮の足元にいつの間にか根付いていました。
この子は綿毛でフワフワ飛んで新しい仲間を増やします。

初々しい姿はいいものですねぇ~! 人も お花も・・・。
咲きはじめのツワブキの花、日本情緒豊かな雰囲気です。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-27 21:13 | 植物 | Comments(8)

秋風の中の優美な姿    ≪   シュウメイギク   ≫

暑かったり急に冷え込んだり・・・。
気まぐれなお天気であっても、秋は静かに深まっています。

秋風に身を任せて咲く花たちは、華やかさより淑やかな佇まいを見せてくれます。

細くて長い花茎に、似合わないほどの大きさの花をつけるシュウメイギク、
群れて枝垂れて騒いでいても、何となくつつましやかに見えるのは
澄みきった秋の空気のせいでしょうか?

シュウメイギク(秋明菊)は“アネモネ”の仲間だそうです。

“アネモネ”の名前はギリシャ語の風を意味する“anemos”が語源、「風の花」の意味なのですねぇ。
確かに秋風がよく似合います。
す~っと背が高く、腰を曲げていても、枝垂れていても、秋風にそよぐ姿は趣がありますね。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-26 21:43 | 植物 | Comments(10)

深まりゆく我が家の庭    ≪   ホトトギス と お客さま   ≫

庭のホトトギスです。

咲きはじめたのは知っていましたが、いつでも顔を見ることは出来るし・・・!
おざなりにしていましたら、アッという間に花姿が乱れてきました。
狭い庭ですので遠景が撮りにくく、楚々と咲くこの子の魅力が表現できません。

カメラで絵を描くように~!?
心がけていても、植物も昆虫も光や風も、生きているものですもの、
愛情を持って向き合わないと応えてくれませんね。

昨日は、この子に ホシホウジャクが遊びに来てくれました。
わずか1・2分ほどですが・・。
そして今日、モンキアゲハが~!? 

今年は我が庭にチョウさんの来訪が少なく、寂しく思っていました。
嬉しかったですねぇ~!
ただ、どちらも激しい翅の動き、ブレてしまいました。

我が家の小さな庭も、小さな秋が深まってきました。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-25 20:52 | 植物 | Comments(10)

優しさに満ちた青い花    ≪   ブルーサルビア   ≫

丘の上の花園は、緋色に燃えるサルビアばかりが目をひきます。
様々な種類のコスモスやブルーサルビアはまだ出番待ちの様子です。

これらのお花が咲きそろえば、丘全体が五色の絨毯を敷いたように見事な景観になることでしょう?
私は、秋の陽射しの中を、そんなことをイメージしながら歩きます。
午後のひと時を,訪れた人々の思い思いに寛ぐ姿を眺めながら・・・。

サファイア色のブルーサルビアの笑顔が爽やかです。

この子の花言葉は 「 家族愛 」、
穏やかな日のこの光景にピッタリ~! 
私の中に、優しい気持ちがひたひたと満ちて来るように感じます。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-24 19:37 | 植物 | Comments(10)

踏ん張った輝き    ≪   イエローキャンパス   ≫

パンパスグラスの花穂が銀色になびく前の斜面は、コスモスが駆け上がるように植えられています。
地元のコスモス畑で見られなかった イエローキャンパス の淡い色合いが優しげです。

けれど、この夏の大雨で斜面の至る所に大きな亀裂跡が見られます。
土がえぐられ、大小の石ころがゴロゴロ、散策路の所々に土嚢がまだ積んでありました。

「イメージしていたのと、ちょ~っと違うのよね! 生育が悪いようだし・・・」
ご夫婦連れが話しながら通っていきます。

今、ここに咲いているこの子たちは・・・!

過酷な猛暑や激しく降り続いた風雨に耐え、乗り越えて来た逞しい子たちなのです。
根を踏ん張って、流されずに勝ち得た喜びの笑顔です。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-23 20:29 | 植物 | Comments(12)

丘の上の花園    ≪   サルビア畑   ≫

海の見える丘の上の花園にやって来ました。

広大な花園は季節ごとにその時期の花で埋め尽くされます。
今は、様々な種類のサルビア、コスモスが真っ盛りです。
春にはチョウが遊んでいたフィールドでは、見たことがない色のサルビア畑になっていました。

そこへ小鳥さんが舞い降りてきて、細い花茎にとまります。
私は抜き足差し足で近寄ります。でも遠い~!
花撮りの設定のまま連写!

スズメさんとは様子が違うし、あまりに遠い絵で調べても判りません。
これからは鳥さんの季節がやって来ます。 
また、悩ましい楽しさを追いかけることになりそうです。

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by soyokaze-1020 | 2011-10-22 20:44 | 風景 | Comments(10)