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初秋の草原をイメージして    ≪   マツムシソウ   ≫

高原に咲く花だといいます。

植物園ですから、おそらく植栽されているのでしょう?
一塊になって優しい薄紫の顔をほころばせていました。

野の花にしては大きさがあり華やかに見え、初めは通り過ぎました。
ここにもハチさんが忙しそうで、思わず追いかけ始める破目に・・・。

プランターなどで見る スカビオサ(西洋松虫草) は、花びらが短く中心部の舌状花が沢山あり、もっと豪華です。

この子は高さが90cmほどもあり花びらも長く、まぎれもなく山地草原に自生するという マツムシソウ です。

調べていましたら、初秋の草原一面に群生しているところがあるとのこと!
そういう光景に出会ってみたいお花です。

名前の由来は
松虫の鳴く頃に咲くからマツムシソウ・・・?
花が終わった頭花が巡礼の鳴らす松虫鉦の形に似ているから・・?

どちらなのでしょうねぇ~。

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by soyokaze-1020 | 2011-09-30 22:23 | 植物 | Comments(10)

愛らしいピンクの星くず    ≪   ミゾソバ   ≫

散策路や木道の脇には、星くずのような可憐な花が撒き散らされていました。

私の散歩道では、川の中州にあり近づけなかった ミゾソバ です。
こんなに近くで向き合えるなんて感激!

蝋細工のように透きとおる花びらは、本当は花びらではないのですって?
タデ科の特徴でもあるガクだそうで、この子は花びらを持ちません。

そんなことを云われても、今の私には受け入れられません。
優しいピンクのグラデーションは、美しい花びらを持つお花ですもの。

蕎麦の花に似て水辺に咲くことから ミゾソバ(溝蕎麦)と呼ばれ、
葉が牛の額に似た形なので ウシノヒタイ という別名もあります。

ママコノシリヌグイのような逆さ棘があるということですが、あまり感じませんでした。
限られた時間の中で、虫さんを待ってみましたが素通りされ断念!

それでも、緑の絨毯の上にピンクの金平糖をばら撒いた光景は、とても美しく心に染みわたるようでした。

花の形からの別名は コンペイトウグサ とも呼ばれるそうです。

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by soyokaze-1020 | 2011-09-29 19:58 | 植物 | Comments(12)

ギラギラ太陽の下で    ≪   オタカラコウ   ≫

2時間半のプチ遠征で、辿り着いた最初のフィールドは荒れ果てています。

真っ昼間の太陽はギラギラと頭上からふりそそぎ、黄色い花はピカピカで撮り難い~!

それでも、2mもある茎の天辺では傷つきながらも オタカラコウ(雄宝香) は朗らかな笑い声をあげているようです。

湿原を模したここも枯れ葉や泥で汚れています。
蕗に似た大きな葉っぱも疲れきった様子・・・。

食べられないこともないそうですが、地方によっては キチガイブキ と、呼んでいるようです。
大きな葉っぱだからなのかどうか、詳しい理由はわかりませんが・・?

それでも、沢山の虫さんが次々に訪れています。

気がつきますと、いつの間にか虫さんの追っかけばかりの絵を撮っていました。
いつも大量のブレ画ばかりですのに・・・^^;

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by soyokaze-1020 | 2011-09-28 18:45 | 植物 | Comments(10)

渡る前のおやすみ処    ≪   アサギマダラ   ≫

訪れた植物園は台風の爪あとがまだ残っています。
倒れているものや枯れた花をつけて痛々しいものまで・・
元気がありませんでした。

蜘蛛の巣がやたら多く、何処を歩いても引っかかりそうになります。
整備するには時間が要るようです。

地面に着きそうに倒れ掛かったヒヨドリバナにこの子が来ていました。

アサギマダラ です。

ここを訪れたひとつの理由はこの子に逢うためでした。

春から夏は涼しい高原地帯を繁殖地として過ごし、
秋、気温が低くなると適温の生活地を求めて南方へ移動を開始するといいます。
その距離1000キロ以上?
この優雅な姿の小さなチョウが台湾辺りまで、海を渡っていくのだそうです!

まだ関心が薄かった頃、集団で海を渡るTVの映像を見た記憶があります。

園内では1頭ずつ別行動でちらほら姿が見えました。
これからの長距離飛行のための休憩所なのでしょうか?

海の暴れん坊台風に遭わずに、無事な旅を・・!
思わずエールです。

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by soyokaze-1020 | 2011-09-27 21:30 | 昆虫 | Comments(12)

風が残していった花    ≪   ミズヒキ   ≫

秋の情景によく似合う そんなお花です
日陰のやや湿った所で そよと 揺れています

細い線のような花茎は50~70cm 4mほどの小さな花を並べてつけています

こんな小さな花にも虫さんが来るのですねぇ

マクロでしか見えないお顔を覗きました
花びらの色が紅白に分かれています
そこから お祝い事に使われる水引に喩えた名前になりました

茶花の定番だそうで 茶室の横に植えられることも多いそうです
けれども
林の中や散歩道で自生しているものを多く見かけます
果実は鈎状になった部分で動物の体などにつく ひっつきむし になるそうです

花も小さく 花穂も細いため見逃しがちになるミズヒキ
木漏れ日の中に佇む姿は ときおり吹く秋風が残していったかのようです


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by soyokaze-1020 | 2011-09-26 22:01 | 植物 | Comments(12)

ヤクザものと呼ばれて    ≪   ワルナスビ   ≫

マンジュシャゲを探しに入った里山は
しのび寄る秋の気配に山も木も草花も 少しずつ黄昏色に染め始めています

「去年はこの斜面一面、見事なマンジュシャゲがあったのに~!?」
案内してくれたいつもの同行者、悲鳴にも似た声!
一本も見当たらず、草薮だけの斜面です
時期が早いのか? 草刈がされていないからなのか?
川の縁も夏草が生い茂っています。

川向こうに鳥の羽音
キジバトさんが一瞬、美しい実をつけた木にとまりました。
秋景色、一枚ゲット~!

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其処のガードレールの下でこの子を見つけました。

イヌホウズキにしては大きいし・・・?
ナスの花のようですが顔立ちが穏やかではありません。

茎に棘があり、表情も何となく突っ張っているように見えます。

始末の悪い何にも利用できない害草と名付けられた ワルナスビ(悪る茄子)です。
花も実もなんら見るに足らないヤクザもの とまで云われたようです。

繁殖力旺盛で始末に負えない害草として、今や各地で問題となっているワルナスビ
生きていくのに一生懸命なだけなのに・・! とでも云いたそうです。

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by soyokaze-1020 | 2011-09-25 21:41 | 植物 | Comments(12)

里の秋    ≪   マンジュシャゲ   ≫

ほんの数日前まで 厳しい猛暑でしたのに
川風が秋を運んで来ました

林の裾の樹木の陰に ふいにニョッキリ顔を出したこの子たちが
そんな川をみつめています

夏の間 地面の下で眠っていたこの子たち
秋の訪れとともに いきなり茎を伸ばし
一日に10cmも大きくなります
またたくまに50センチくらいになり あの真っ赤な花を咲かせます

そして ・・・

1週間ほどで 花も茎も枯れて あとは葉っぱに思いを託すのです

真っ赤な色は情熱の色
心の底でメラメラ揺らめく情炎でしょうか

田んぼの横は 咲き始めたばかりのマンジュシャゲ 

シラサギの白い姿が目に沁みます

閑かな しずかな 里の秋です

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by soyokaze-1020 | 2011-09-24 18:52 | 植物 | Comments(18)

可憐な笑顔なのに・・・!    ≪   ママコノシリヌグイ   ≫

秋の野では、タデ科の花のおちょぼ口に出会えるのも楽しみです

散歩道では、ヤブガラシに覆われて姿を消したママコノシリヌグイ
川原の土手近くの空き地に、可愛い笑顔をふりまいていました

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)

逆さ棘の茎や葉を、継子いじめの為に使ったというのが名前の由来
クサギやヘクソカズラなど、評判が悪い名前は容認できたとしても、この名前だけはクレームをつけたいですね。

米粒のような目立たないお花ですが
カメラを向けるとおちょぼ口を開いて笑ってくれました。

こんなに可憐な花なのに・・・。

おもわず近寄りましたら、衣服の上からひっかかれました。

「痛っ!」悲鳴をあげても、この子はなにくわぬ顔!
相変わらずの可憐な笑顔です。

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by soyokaze-1020 | 2011-09-23 22:18 | 植物 | Comments(12)

気高く清く~    ≪   シオン   ≫

秋の澄んだ空気の中で このうす紫色は際立って美しく
高く伸びた茎に咲く小さな花は気品さえ感じさせます

古くから好ましい秋草として慕われてきたシオン(紫苑)
他の草から抜きん出た丈は2mちかくあります

風に揺れる姿は、かよわそうに見えますが
「鬼の師子草(おにのしこぐさ)」という別名があります

「今昔物語集」にある伝説に由来するのだそうですが
どんなに強い風が吹き荒れても、喩え倒れてもすぐに起き上がる故の名前でしょうか?

風の強い日、野でその風に耐えているであろう紫苑の花に想いを馳せます

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by soyokaze-1020 | 2011-09-22 22:44 | 植物 | Comments(12)

秋の入り口の小さな世界    ≪   マメアサガオと虫たち   ≫

草薮の上をクマバチが飛び回っていました。

小さな草花しかない処ですのに・・?
彼の身体が出入りできるお花は見当たりません。

降り立ったところには2cm足らずの白い花の上です。
すっかり抱え込んで! 盗蜜の現場をおさえました~!?

初めて見る光景・・・。
次々にお花にハグしています。

小さな可憐な花はマメアサガオです。

名前も知らない蛾の仲間でしょうか? お花の扉を叩いてご機嫌伺いです。

白いお顔は満面の笑み・・・!
季節を楽しんでいる様子です。

訪れた秋の入り口で、小さな世界の生きものたちは一生懸命な姿をみせていました。

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by soyokaze-1020 | 2011-09-21 21:37 | 植物 | Comments(6)