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真っ先に森を彩る~?    ≪   ヤブデマリの実   ≫

森の入り口に ヤブデマリ のプレートをつけた子が居ます。
5月、この子はガクアジサイの妹のような顔をして佇んでいました。

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そして、森の緑が一番美しい中、
お日様の優しいスポットライトを浴びながら、沢山の虫さんと楽しげに遊んでいました。

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葉っぱの上を流れるように白い川を作って上向きに咲いていた花姿!
そのままの形で、今、赤い実をつけています。

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この時期、森は緑が深くなる一方で、咲いている花も少なく・・・。
目を奪われるほどの赤い色は、喜びが湧き上がってくるような感じさえ覚えます。
大げさでしょうか?
でも、本当に美しく感じましたね。
これから、秋になりますと森はさまざまな木の実で賑わいを取り戻します。

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ヤブデマリの実(藪手鞠の実) ・・・スイカズラ科  ガマズミ属

ヤブデマリの実は、今が一番美しい時、もう暫く経ちますと、黒く熟して鳥さんのレストラン開業です。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-21 18:45 | 植物 | Comments(12)

モンローの唇    ≪   ハグロソウ   ≫

ハグロソウが咲いているんですよ!と案内された木の下に小さな花が1輪。
可憐なピンクの色の花ですが、小さくて、それもたった1輪だけです。

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案内人が立ち去ったあと、辺りを探しまわります。

これから咲くのでしょうか?
群生は見つからず、所々にポツリ・ポツリと1輪づつ唇のような形の花が葉っぱの影から覗いています。

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撮っているうちに、モンローの唇を思い出してしまいました。

花びらが2枚しかないお花って、珍しいです。

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僅か1cmほどの花ですが、ユニークな姿は記憶にしっかり残ります。

葉が黒っぽい緑をしているから、とか、花の赤褐色の斑紋を「お歯黒」に見立てたとかで「葉黒草」の名前がついたそうです。


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案内して頂かなかったら、おそらく見過ごしてしまいそうな野草でした。

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ハグロソウ(葉黒草) ・・・ キツネノマゴ科  ハグロソウ属

山地の縁や林の下に生える多年草です。
沖縄を除く、関東より西に自生するそうです。

葉っぱの色は黒く感じませんでしたが・・?

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鳥の気配で見上げますと、コゲラちゃんです。
相変わらず、忙しそうに幹を周ってつつきながら上へ登っていきました。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-20 21:54 | 植物 | Comments(12)

川の向こうの栗林・・^^;    ≪   キツネノカミソリ   ≫

ここの森公園では夏の花として キツネノカミソリ が咲くと、案内板に出ていました。

ブログ画で見たことはありましたが、出会いのないお花!
とても楽しみにしていました。

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駐車場で出会った年配のカメラマンの方が、「キツネノカミソリが目当てです」と言っておられ、ますます期待が大きくなります。
森を案内してくれる係りの方は 「3年ほど前は見事な群生が見られたのですが、消えてしまいましてね~・・」

案内していただいた所には、小さな流れの淵に2輪だけ! それも既に傷みかけです。

・・・・・ 。

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森を出た栗林に咲いている所があると、案内してくれました。
細い川を隔てたフェンスを張り巡らした栗林、
独特のオレンジ色の花があちこちに散らばりながらこちらを見ています。


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私有地だとのことで、傍に行けません。

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川のこちらから狙うしかありません。

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思っていたより、小さな花、そして、美しいオレンジ色、初めての出会いに感動です。

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キツネノカミソリ(狐の剃刀) ・・・ ヒガンバナ科  ヒガンバナ属

早春に水仙に似た葉を展開し、夏草が茂る頃には葉は枯れてしまうのだそうです。
そしてお盆の頃に花茎が出て天辺に花が咲くと言いますから、お彼岸の頃に咲くマンジュシャゲと同じ展開でしょうか?

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名前の由来は葉の形がカミソリに似ているとのこと、花の色がキツネの体色をイメージさせること、
花だけが咲いているのが奇異で、キツネを連想させること、などの説があるようです。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-19 22:14 | 植物 | Comments(12)

日本のサルビア!?    ≪   アキノタムラソウ   ≫

森の入り口の駐車場の斜面や小さな流れの淵に涼しげに咲いている花です。

気をつけて見ないと見逃しそうな小さな花ですが、
夏枯れの草むらで淡い紫色の花が連なって咲いていました。

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アキノタムラソウ だと、名前を教えて頂き、調べてみました。

学名 は、 Salvia japonica ・・・ 『 Salvia : サルビア属 japonica : 日本の 』
すなわち日本のサルビア、と解釈してもいいのでしょうか?
Salvia(サルビア)は、ラテン語の「salvare(治療)」「salveo(健康)」 が語源とされ、この種の植物は薬用になるものが多いのだそうです。

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アキノ・・だけでなく、ハルノ・・ とか ナツノ・・ まであるようですよ。
画像が出ていませんでしたが、似たようなお花だとか?
「たむら」の漢字は、「田村」「多紫」の両説があるそうです。

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アキノタムラソウ(秋の田村草) ・・・ シソ科  サルビア属 また、アキギリ属 と記されたものもありました。

里山の林縁、道端、草地、畦などで普通に見られる野草も向き合ってみると愛らしいです。


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森の広場の東屋で休んでいますと、2羽の鳥さんの姿が見えました。

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暑いと鳥さんもお口を開けて暑さ凌ぎをするのでしょうか?

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ハクセキレイの幼鳥では? と、係りの方が仰っていましたが、色が薄いような・・?
久々の鳥さん、すぐに飛ばれてしまいましたが・・・。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-18 20:24 | 山野草 | Comments(12)

屈託のない乙女たち    ≪   ボタンヅル   ≫

森の入り口の駐車場の生垣は、2mを超える立ち木で設えています。
その立ち木に絡み付いてボタンヅルが花を咲かせていました。

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夏の終わり頃から咲きはじめるというこの花は、早くもここで屈託の無い笑い声をあげながらはしゃいでいる様子です。

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蜘蛛の巣にまみれながらも、そんなことは貧着していないかのように無邪気な笑顔が可愛らしく思えます。

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ただ、立ち木の天辺で咲いている花を狙いますので、棒立ちになったり時には爪先立ちをしてみたり・・・!
引き寄せてみてもこれで精一杯です。

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ボタンヅル(牡丹蔓) ・・・ キンポウゲ科  センニンソウ属

キンポウゲ科の花は有毒なものが多く、地方によっては牛も馬も食べないと言うことから ウシクワズ と呼ぶ所もあるそうです。
葉っぱが牡丹の葉のように切れ込みがあり蔓性であることが名前の由来のようですね。

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近くに飛んできた美しいチョウさん、
コミスジさんでしょうか?

asitano_kazeさんに教えて頂きました。
ゴマダラチョウさんでした。初めての出会いです。(有難うございました)

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緑のオアシスで優雅に翅を閉じたり開いたり・・。 目を惹きました。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-17 21:05 | 植物 | Comments(12)

異邦人の明るさ    ≪   アメリカデイゴ   ≫

ブログ画でしか見たことがない花を、一本だけ公園の一角で見つけました。

濃い緑の葉を付けた枝の間から風に揺れて見え隠れしています。
まさかここで逢えるとは思っていませんでしたので、感動です。


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花は2・3箇所有るだけで、木の下に茶色化した散り花が散乱しています。

調べますと開花時期は6月半ばから8月10日ごろまでだとか?
サイトによっては「10月頃まで盛りである」と記されているものもありましたが、
まだ蕾も見えるこの子は、ポツリ・ポツリと、葉っぱのお宿を出たり入ったりして遊ぶのでしょうね?

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お花の様子はまさに異邦人のように明るく鮮やかです。
来季は真っ盛りの時にこの子の笑顔に逢いたいと思いました。

アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) ・・・ マメ科  デイゴ属

江戸時代末期に渡来したそうです。
原産国は南アメリカとか東南アジアとかいろいろな説があるようですね。

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花から目をはずして振り返った空にナミアゲハの乱舞が見えました。
こちらではこの夏、あまりチョウさんに出会えなく、嬉しかったですね。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-16 21:25 | 樹木 | Comments(14)

日陰を彩る    ≪   ヤブラン   ≫

木々の根元からそう~っと顔を出したこの子、まだこんなに暑いのですよ~!
思わず教えてあげたくなります。

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空気がもっと冷たくなると、濃い紫だったように思いますが、
何だか淡い儚げな色ですね?

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ヤブランは夏の終わりから秋にかけて蕾を持ち上げ円柱状に花穂となります。

庭園の遊歩道や樹木の下に植えられた子たちは、季節を感じて顔を出したのでしょうが
細い茎にしがみつくように、それでも精一杯ほのかな微笑を返してくれました。

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もうすぐ秋ですよ~!
そんなか細い声が聴こえるように思いました。

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ヤブラン(藪蘭) ・・・ ユリ科  ヤブラン属

日本庭園の木々の根元にアクセントとして植えられています。
秋には光沢のある黒い実がなり、その姿も見応えがあります。

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明日からお盆休みにはいります。
猛暑続きですが、皆さまどうぞご自愛くださいませ。
by soyokaze-1020 | 2011-08-12 22:53 | 植物 | Comments(8)

真夏の陽射しを楽しんで~!?    ≪   サルスベリ   ≫

この花が咲き始めたのを横目で見ながら、なかなか向き合う機会がありませんでした。

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この間、逢いに来た時にはまだ蕾が多く、もうすぐだゎ! と、心待ちにしていましたのに・・・。
今日、行って見ましたら、池の水面に沢山の花びらが・・!


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サルスベリは1度咲いた枝先から再度芽が出てきて、10月近くまで次々と花を咲かせますから
焦りはしないのですが、お花は何といっても咲き初めが好きなものですから・・・。

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あちこちで見られるサルスベリですが、人工池の淵に自由に枝を伸ばしたこの子は味わいがあります。
結構古木ですから この子 なんて云ったら失礼かも・・?

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キジバトさんが飛んできて~!
もっとお花の近くにとまって欲しかったですのに、2,3度首を傾げただけで行ってしまいました。

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風もない猛烈な暑さのなか、スカーフに保冷剤を忍ばせ首に巻いていましても、すぐに解けて役に立ちません。

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サルスベリのお花はこれくらいの暑さの方が楽しいようですね?

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サルスベリ(百日紅) ・・・ ミソハギ科  サルスベリ属

中国南部原産の落葉小高木で、江戸時代に渡来したのだといいます。
およそ100日間(3ヶ月)咲き続けることが名前の由来だそうです。
白花も淡いピンクも街路樹などで見ますけれど、撮れるような所ではなく、
去年もお気に入りのこの子にモデルになってもらいました。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-11 23:03 | 植物 | Comments(10)

熱風の中で    ≪   ヌマトラノオ   ≫

湿地フィールドのこの子たちは、穂先まで咲ききり終焉を迎えたものが多く見られます。

時折吹く風は、熱風のように私やお花たちにまとわりつき、息切れがしそうです。
涼しげな白いお花もこの光の中では、喘ぎ!喘ぎ・・!に見えます。

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PCで確認しますと、あの息苦しさは微塵も感じられず、
涼しげなおすまし顔ですね?

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ヌマトラノオはオカトラノオに似ていますが、5mほどの小花を蜜につけ、直立して先はほとんど垂れないそうです。

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花期は7・8月、
終わりかけたものが目に付きましたが、ここは標高が高い所、日陰のものはまだ咲ききっていません。

この子も初めての出会いです。

暑くても出かけないと出会いませんものねぇ~!

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ヌマトラノオ(沼虎の尾) ・・・ サクラソウ科  オカトラノオ属

湿ったところに地下茎をのばして群生している多年草です。
本州中部以南、四国、九州に分布しているそうです。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-10 22:59 | 植物 | Comments(10)

紛らわしぃ~!    ≪   クサレダマ   ≫

園内の木道を歩いていくと湿地フィールドがあります。
真夏の太陽は容赦なく降り注ぎ、頭はクラクラ! 
目を細めて見た先に、黄色いうねりを見つけました。

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この光の中での黄色い花は、躊躇しますが、出会ったお花さんにはとりあえずのご挨拶です。

この子たちの足元には消えかかったプレートが 「クサレダマ」と、読めました。
名前はきっと果実に意味があるのだろう~?
そう思い、果実らしきものを撮ることに・・。

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唖然としましたね!
マメ科のレダマに似た草だから「クサレダマ」だというのだそうです。

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つまり、「腐れ玉」ではなく、「草連玉」なのです。
紛らわしい~! いっそのこと「レダマグサ」にでもしてくれていたら・・?
なぁ~んて、自分が思い込んでいたことが外れて、八つ当たり気味でしょうか?

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「オニヤンマだ!」同行者の声に、マクロで花撮りをしていましたが、そのまま追いかけました。
草が覆いかぶさった細い水路、とまってくれませんから連写で・・!
ブレましたが、初めて?いえ、何十年ぶりかのトンボさん、美しかったですねぇ。

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クサレダマ(草連玉) ・・・ サクラソウ科  オカトラノオ属

花の色が黄色いことから、別名を「いおうそう(硫黄草)」といいます。
また、レダマ(連玉)はミヤコグサに似た花で、スペイン語の Retama に由来すると記されていました。
似ているようには見えないのですが・・・!?

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by soyokaze-1020 | 2011-08-09 22:25 | 植物 | Comments(12)