<   2011年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

ぎゃぁ~! わぉ~! パニックです!    ≪   テイカカズラ   ≫

雨宿りの東屋の前に小さな池があります。

水面に落ちる雨粒を眺めながら、ふと目を上げますと・・・


(1)
a0140000_20153641.jpg


樹木に小さな花が絡みついているのを見つけました。

散歩道ではとっくに終わってしまった テイカカズラ です。
今年は撮り逃しましたので、行ってみることにしました。

(2)
a0140000_20273530.jpg


草が生い茂る斜面を登ってみましたが、足場が悪くて思うようにカメラが使えません。

雨で濡れているし、バランスは取れないし~!

(3)
a0140000_20285032.jpg


諦めて、そろそろ降りてカタツムリにカメラを向けた時です!

(4)
a0140000_2031633.jpg


左足に違和感があり、Gパンの裾をあげてみました。

「きゃぁ~! ぎゃぁ~! イヤッ・イヤァ~ッ!」

地団駄踏んだり、飛び跳ねたり、足を振り上げたり!

同行していた妹も私より大きな声で言葉にならない叫び声をあげます。
いい年をした小母さん二人が大パニックです。

(5)
a0140000_20315361.jpg


4.5cmの黒いものがへばりついて・・!
その周りは血だらけ! 私の足にです! 2箇所も血だらけになっています。

蛭です!!


雨宿りをしていた男性のカメラマンさんが飛んできてくれました。
その時には、黒いものは落ちたらしく!
どのようにして振り払ったのか記憶がありませんが、気味が悪くて震えます。

痛い よりも、気持ちが悪い!



(6)
a0140000_20323893.jpg


日曜日の雨のアジサイ公園でのことです。

いまだに気味が悪くて、気を取り直すには時間がかかりそうです。


(7)
a0140000_20353931.jpg


テイカカズラ(定家葛) ・・・ キョウチクトウ科  テイカカズラ属

花はスクリュー型でいい香りがします。
雨のこの日は、香りが感じられませんでした。


(8)
a0140000_20361445.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-30 20:39 | 植物 | Comments(10)

小雨にぬれて    ≪   アジサイ   ≫

梅雨の季節には欠かせない花に逢いに アジサイ公園 にやって来ました。

山あいの谷を利用した所にあるのを去年知りました。

(1)
a0140000_21354334.jpg


一週間前にも来てみましたが・・・

曇り空であったにもかかわらず、花は萎えて無残な姿!
カメラを向けるには気の毒な状態でした。

(2)
a0140000_213721100.jpg


(3)
a0140000_21374049.jpg


杉や檜の木立の間を駆け上がるように、とりどりのアジサイが植えられています。

(4)
a0140000_21381795.jpg


(5)
a0140000_21413031.jpg


小雨は降ったり止んだり、時には音をたてて激しく降ります。

(6)
a0140000_21421781.jpg


(7)
a0140000_21424514.jpg


アジサイの花言葉は 「移り気」 だとか?

この日のお天気も、そのようです。

(8)
a0140000_21435857.jpg


東屋で休んだり、また出て行ってお花と向き合ってみたり、忙しい楽しさです。

(9)
a0140000_2146549.jpg


アジサイ(紫陽花) ・・・ ユキノシタ科  アジサイ属 

アジサイの名前は藍色の花が集まるという意味の「あづさあい(集真藍)」が変化したものと言われています。

(10)
a0140000_21474165.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-29 21:49 | 植物 | Comments(10)

はかなきは~!    ≪   ナツツバキ   ≫

細い通路の行き詰った所に、この子は植えられていました。
まだ2mにも満たない若木です。

いかにも梅雨の真っ最中らしい曇り空の日、
蒸し暑い正午前に、静かな佇まいのお寺を訪ねました。


(1)
a0140000_21571062.jpg


境内横の塀を向かいに立っているこの花木を撮るには、
身体の向きが制限され、同じような構図になってしまいます。

思案している私を、なんとも爽やかな微笑で迎えてくれます。
美しい白い花びら、控えめにすら見えるシベ、葉っぱも薄くしなやかです


(2)
a0140000_21575145.jpg



木製の立て札に流れるような文字で説明が記されています。

『 涅槃の木 沙羅の木

   お釈迦様は沙羅の木の下で入滅されたという。
   日本ではインド産の木が生育しないため古来、このナツツバキを沙羅と呼んで涅槃に入れられたお釈迦様をしのんできた 』


(3)
a0140000_2158332.jpg



仏教上の聖木である沙羅双樹は フタバガキ科で この木とは別種だそうです。

お釈迦様は亡くなる時に 「形あるものは必ずこわれ、生あるものは死ななければならない」 と説きこの木の下で亡くなったとされています。



(4)
a0140000_21592685.jpg


一日で花が散ってしまうはかなさ故の美しさなのでしょうか?


(5)
a0140000_220275.jpg


ナツツバキ(夏椿) ・・・ ツバキ科  ナツツバキ属

幹がすべすべしていることから、サルスベリと呼んでいる地方もあるそうです。


(6)
a0140000_2203771.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-28 22:02 | 花木 | Comments(8)

毒にも薬にも~!?    ≪   クサノオウ   ≫

ヤマブキソウに似た花です。
それよりもっと小さな可憐さを持っています。

(1)
a0140000_21353877.jpg


よく見るお花のように思いましたが、群生しているでもなく、
名前も判りませんでしたので4,5枚撮っただけでした。

(2)
a0140000_21362023.jpg

調べたサイトに次のようなことが記されていました。

尾崎紅葉が胃癌に罹った時、弟子の泉鏡花がこの草を探し回った、というエピソードがあるそうです。
アヘンのように、癌患者の鎮痛剤として用いられたのですね。
とはいえ、毒性も強く安易に摂取すると、酩酊状態、嘔吐、昏睡、呼吸麻痺が起こる可能性があるそうです。

(3)
a0140000_21373167.jpg


ケシ科らしい実がついています。
平地の道端や草地など至る所に芽を出し繁殖力は旺盛です。

名前もいろんな漢字が使われています。

草の王・・・内蔵病の鎮痛剤として用いられたことから、薬草の王様と言う意味です。
草の黄・・・茎や葉から黄色の乳汁が出るからだそうです。
瘡の王・・・瘡[くさ](皮膚病)に効果がある薬草だから。  
等の説があります。

(4)
a0140000_21391392.jpg


(5)
a0140000_2141075.jpg


クサノオウ ・・・ ケシ科 クサノオウ属の越年草  日本全土に自生しています。
ちなみに八重の花はユーラシア大陸原産だそうです。

(6)
a0140000_21411835.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-27 21:43 | 山野草 | Comments(8)

新緑の中での不思議 発見    ≪   マタタビ   ≫

山間部の道路を走っていると渓谷の急傾斜地などに白い葉っぱの樹木が目立ちます。

先月までは気づかなかった光景です。

(1)
a0140000_19205067.jpg


風の悪戯で葉が裏返り白く見えるのでは・・? と、思っていましたが、どうも様子が違います。

車を降りて確認しましたら、ハンゲショウのように葉の先を白くお化粧しています。

(2)
a0140000_19213836.jpg


その葉に隠れるように咲く小さな花を見つけました。

初めは、この枝に蔓性の他の花が巻きついているものだと思っていました。

(3)
a0140000_19232574.jpg


気になりながら帰宅しましたら、同行者が調べてくれ、「あれはどうやら マタタビ らしい?」とのこと・・・!?

名前は知ってはいますが、どんな植物なのか全く知識がありません。

(4)
a0140000_1929275.jpg


(5)
a0140000_19251570.jpg


後日、再び、見に行きました。

可憐な花はこのお化粧をした子のものでした。
マタタビも蔓性植物だったのですね。

(6)
a0140000_19264381.jpg


ツル植物とはいっても、巻き付くことは少なく、伸び上がってもたれかかり、垂れ下がるような生育形態をとるのだそうです。

(7)
a0140000_19274136.jpg


白い葉はやがて葉緑素が形成されて次第に緑色に変わっていくとのことです。

この白い葉の時期は結構長いらしいのですが、今まで気がつきませんでした。

(8)
a0140000_19304340.jpg


ハンゲショウのお化粧は、訪花昆虫への目印としての役割りがあるそうなので、マタタビもそうである可能性が高いそうです。

(9)
a0140000_1933184.jpg


垂れ下がった葉の影に咲く花は、見えにくく撮るのに難儀しましたが、雄花だけ咲かせる株と両性花を咲かせる株があるそうです。

雌シベが見えないこの花は雄株のようです。

(10)
a0140000_1934469.jpg


この子は微かに雌シベが見えるような・・?

マタタビの果実はネコが好むと聞きますが、本当なのでしょうか?

知らないことが判り、調べてその世界を覗くことって、面白いことだと実感しました。


(11)
a0140000_19353538.jpg


マタタビ(木天蓼) ・・・ マタタビ科  マタタビ属

マタタビという名前は、疲れた旅人が、マタタビの果実を食べたところ、
再び旅を続けることが出来るようになったということから、「又旅」と名付けられたとの説があるそうですが・・?

どうでしょうねぇ~?
by soyokaze-1020 | 2011-06-26 19:41 | 植物 | Comments(8)

灯りを閉じこめて    ≪   ホタルブクロ   ≫

花しょうぶ園の畦や通路、土手などにホタルブクロが点在していました。

(1)
a0140000_21181022.jpg


(2)
a0140000_21183952.jpg


植木鉢でしか見たことがないお花、
植えられたものなのか判りませんが、野性味があり感激です。

(3)
a0140000_21191143.jpg


(4)
a0140000_21194289.jpg


小さな流れもあり、ホタルが生息しているかも知れない・・!
夕闇の中で、ホタルたちはこの花をお宿にしているかも・・?

(5)
a0140000_2120252.jpg


(6)
a0140000_21203436.jpg



ホタルの灯りを閉じこめた光景~!

ロマン心をかきたてます。
勝手にイメージをしながら花と向き合う時間は、楽しいものです。

(7)
a0140000_21222677.jpg


ホタルブクロ(蛍袋) ・・・ キキョウ科  ホタルブクロ属

英語では「bellflower(鐘の花)」というそうです。
ほんとうに釣鐘型そのものですね。

(8)
a0140000_2123169.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-25 21:24 | 植物 | Comments(12)

過疎化の山あい集落の笑顔    ≪   ハナショウブ   ≫

迷いながら、狭い山道を登って行ったところを訪ねてみました。
山あいの荒れた田んぼを利用して地域のご老人が力を合わせ、十数年前に造ったそうです。

名づけて 「おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園」

(1)
a0140000_17494649.jpg


竹が生い茂る放棄田を整備するところから始まり、荒地は田んぼの形を取り戻し、約1万株の花しょうぶの苗が植えられました。

今は、170種50万本の花菖蒲が咲くようになりました。

(2)
a0140000_17505079.jpg


それなりに水車小屋などで雰囲気づくりも考えて、のどかな風景が広がります。
そこは、ウグイスの囀りが聴こえ、まるで別世界のようです。

色とりどりの花菖蒲が心を和ませてくれます。

(3)
a0140000_17571086.jpg


(4)
a0140000_17574665.jpg


入り口には株分けから植え付け、草取りの様子が写真で紹介されていました。
受付や駐車場の係りの人もみんなご老人です。

優しい笑顔で出迎えてくれます。

(5)
a0140000_180085.jpg


(6)
a0140000_1804777.jpg


自然の中で、美味しい空気を吸い鳥の歌声を聴きながらお花を育て、人に観てもらえる!
おおらかで優しい気持ちで過ごせる素敵なご老人たち! 
そんな笑顔に見えます。

(7)
a0140000_18138100.jpg


ハナショウブ(花菖蒲) ・・・ アヤメ科  アヤメ(アイリス、イリス)属
アヤメ科の花は沢山あり、名札が付いていないと私には判りません。
花菖蒲は6月頃に湿地に生え、花びらの中央部に黄色い筋があり、葉っぱは細長く縦に突起した脈があるそうです。

それでも、区別は難しいです。

(8)
a0140000_1821746.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-24 18:05 | 植物 | Comments(8)

秘められた名前の由来    ≪   コボウズオトギリ   ≫

去年からここにお目見えになった小坊主君、

今年は花つきがよくなったように思っていました。


(1)
a0140000_2291599.jpg

そのうち、撮らせてもらおうと思っていましたら、果実の方が多くなっていました。

お花を狙っても、大事にされて門の中、傍に行って大きく撮りたいのに叶いません。

(2)
a0140000_2293690.jpg


ヤンチャな可愛い姿ですのに、調べてみると・・・!?


今は昔、平安の京の都において、この草を原料に秘伝の傷薬を作っていた鷹匠の兄弟がいました。
ところが、弟がこの薬草名を他人に漏らしてしまい、兄は怒ってこの弟を切り殺してしまったそうです。

(3)
a0140000_2211449.jpg

そのとき栽培していたこの薬草に弟の血しぶきが飛び散り、その痕が点々と葉に残っていると言う伝説から 弟切草 と、名づけられたと言います。


想像できない秘められた名前の由来ですよね。

(4)
a0140000_2211374.jpg


(5)
a0140000_22115546.jpg


コボウズオトギリ(小坊主弟切) ・・・ オトギリソウ科  オトギリソウ属  小坊主の頭に似た果実が可愛いですね。
園芸種名は ヒペリカム・アンドロサエマム  園芸店ではヒペリカムで販売されています。

(6)
a0140000_22121495.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-23 22:14 | 植物 | Comments(10)

雲のなかのファンタジー    ≪   ヒメジョン   ≫

この広い野原いっぱい、野原と言わず土手や空き地にも咲く花です。

近所の駐車場になっている空き地にしゃがみこんで覗いてみました。

小さな白い花の群れ・・・
雲のなかに迷い込んだような気分です。

(1)
a0140000_2073420.jpg



小学校低学年だったでしょうか? 学校からの映画鑑賞会で観た映画が頭をよぎります。
「ノンちゃん雲に乗る」石井桃子原作の児童文学作品を映画化したものです。

鰐淵晴子主演のファンタジーを盛り込んだ映像でした。
池に映った大空の中に落ちてしまったノンちゃんが、不思議なおじいさんの前で
白いバレーリーナのコスチュームを着て踊るシーン・・・。

(2)
a0140000_2081937.jpg

あの頃の少女雑誌は、どれも可愛い少女のバレーリーナ姿の写真で飾られていました。

ヒラヒラしたスカート、頭の飾り、そして、つま先立ちのポーズ・・・!
憧れでした。

(3)
a0140000_20111832.jpg


お友達と集まっては真似て遊んだものです。

咲き乱れるヒメジョンの花を前にして、子供の頃のそのシーンが カラー で思い出されます。
数十年前の思い出に浸ることが多くなったのは、歳をとった証なのでしょうね。

(4)
a0140000_20114946.jpg


(5)
a0140000_2012580.jpg


ヒメジョン(姫女苑) ・・・ キク科  ムカシヨモギ属  北アメリカ原産の帰化植物です。
花は春紫苑(はるじおん)そっくりだと言うことですが、私は未だに区別できないでいます。

この花が本当にヒメジョンなのかどうか? 


(6)
a0140000_20122850.jpg


里山の神社のムクの大木に、アオバズクが来ているらしく、立ち寄って見ました。

小学生の男の子たちがカメラをかまえて「あそこ!」と、教えてくれますが、なかなか見当たらず・・?
高い所から大きな目で見下ろしているのを、やっと確認!


(7)
a0140000_20132093.jpg


メスは抱卵中でオスが見張りをしているのだそうです。
子供には見えても、私にはなかなか見えなくて、やっぱり歳なのでしょうかねぇ。

(8)
a0140000_2014877.jpg

by soyokaze-1020 | 2011-06-22 20:17 | 植物 | Comments(12)

幸せの香り    ≪   クチナシ   ≫

クチナシの白い花が咲いています。

うっとうしい梅雨のさなか
この子の白い花姿とめまいがするほどに甘く爽やかな香りは、幸せを感じさせてくれます。

(1)
a0140000_21442042.jpg


(2)
a0140000_21455574.jpg


名前の由来は、果実が熟しても口が開かないところから ”口無し”になったとされています。
また、実にある突起部分をくちばしに 見立てた「クチハシ」から変化したという説もあるそうです。

(3)
a0140000_21464192.jpg



分厚い純白の花弁は次第に黄みを帯び最後は茶色くなりますが、香りは花が終わるまでしっかり残っています。

(4)
a0140000_21473378.jpg


(5)
a0140000_21474931.jpg

一重のクチナシを持っていましたが、一晩のうちに葉を食べつくされ枯れてしまった経験があります。

(6)
a0140000_21535914.jpg


20年ほど前のことです。
今思えばあの虫はオオスカシバの幼虫だったのですね?
当時はあの触れると 角出すアオムシ が死ぬほどイヤで、あれからクチナシの花は他の場所のものを愛でることにしていました。

(7)
a0140000_21543263.jpg


そして今・・・
もう一度、クチナシを育ててみようかしら? という気もちが湧いてきました。
オオスカシバにも興味がありますし~!?

(8)
a0140000_21514655.jpg


クチナシ(梔子) ・・・ アカネ科 クチナシ属  
一重のクチナシは秋になると実がなり、晩秋には色づきます。
乾燥させた実は黄色の着色料として栗きんとんや沢庵漬に利用されますね。
八重のものは実がならないそうです。
by soyokaze-1020 | 2011-06-21 21:55 | 植物 | Comments(12)