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儚げな青い色に魅せられ   ≪  ツユクサ  ≫

ゆうべからの雨がまだ降り続いています。
明日いっぱい降ると云います。

プランターに住みついたこの子の横顔は心なしか寂しげです。

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カメラで草花を追いかけるようになり、庭の草取りスタイルが変わってしまいました。
知らなかった雑草の営みを、花をつけるまで見つめ続けています。

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その為、狭い庭は草まみれ・・!?

何処から来たのか、この子も庭の住人になり、空いたプランターの中で、
密やかに咲いています。

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子供の頃は「蛍草(ほたるぐさ)」と、呼んでいました。 母の受け売りです。
いつの頃からでしょうか? 「つゆくさ」と、呼ぶようになったのは?

苞(ほう)に産毛のあるこの子はだぁ~れ?

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この、夢見るような儚げな青い色に魅せられて
夏の初めの頃から幾度となく撮ってみましたが、どれも気にいらなくて・・・!?

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九月の締めくくりをこの花にします。(賞味期限が切れないうちの焦りです)
蕎麦畑の畔に、色が変わった子が居ました。
このような色の、ホウライツユクサ と云う種類もあるようですが、花姿が異なりますし、
畔に咲いていますので、除草剤の影響でもなさそうです??

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by soyokaze-1020 | 2010-09-30 17:05 | 山野草 | Comments(10)

妖しげに~!  ≪  マンジュシャゲ  ≫

蕎麦畑の下の稲田の畔に、一塊りで咲いていました。
この日は、彼岸明けの穏やかな日でした。

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今年は花が遅れていると云うことでしたが、
この子の咲き具合を見て、急遽、去年見つけたポイントに行くことにしました。

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この花は、咲いてから1週間ほどで花も茎も枯れてしまいます。
時期を逸すると、撮り逃がしてしまいます。

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先日の雨で、きっと初々しい姿に逢えると思って来ましたが、
やっぱり猛暑が過酷だったのか、咲き始めたばかりでした。

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「曼珠沙華はね、火事花と云ってね、あまり良い花ではないのよ。毒も有るし・・」 子供の頃に聴いた母の言葉は、大人になってからも心に根付いています。

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調べてみますと、
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ていると、記されたものがありました。

いずれにしても、この妖しげな姿は、心の底に沈めたふつふつとした情念を思わせます。

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もう一度、慈雨に合い、燃ゆる思いを揺らめかせて一気に咲っ切ったら、花も茎も静かに眠りにつきます。
今度は球根から緑の葉っぱがすくすくと伸びて、冬をたわわにしげった葉っぱのままで越し、次の年の情熱を育むのですね。

わずか一週間の間だけ、野山を赤く彩る魅力あふれるお花です。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-29 15:47 | | Comments(12)

一面白い花の海  ・・・  ≪  ソバ  ≫

山あいの小さな集落です。
最低気温が十月上旬並みになり、爽やかな秋風が気持ちの良い日でした。

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空は、多少曇ってはいましたが、
休耕田の蕎麦の花が満開だ! との噂を聴きやって来ました。

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【蕎麦 (そば)】 ・・・ 蓼(たで)科    中央アジア原産。 縄文時代より前に渡来したと云われます。

花は、小さく白くて可憐です。

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白い花の海の中で、可愛い実が誕生し始めていました。

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「蕎麦(ソバ)はまだ 花でもてなす 山路かな」・・・・芭蕉

今はまだ、そんな時期でしょうか?


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こんなのどかな集落でも村おこしでしょうか?
雰囲気の良いお食事処があり、10割蕎麦を美味しくいただきました。

まもなく、新蕎麦の収穫を迎える季節がやってきます。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-28 17:04 | 植物 | Comments(14)

守ってあげたい水面の花  ・・・  ≪  ガガブタ  ≫

環境省絶滅危惧種の水生植物だと云います。
住宅街にあるため池に可憐な花を咲かせました。

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水面から約4㎝の高さに、1.5㎝ほどの小さな花をつけています。

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【鏡蓋(ガガブタ)】 ・・・ ミツガシワ科    ガガブタとはおもしろい名前ですが,ガガは影の転訛で鏡の意味だそうです。ですから鏡の蓋ということになります。漢字では鏡蓋と書きます。

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時間は午前10時前、みんな東を向いていました。

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一日花で,朝開いて午後にはしぼんでしまいます。
夕方には、水没して、あくる日には新しいお花が誕生します。

さまざまなムシさんと、短い時間を楽しんでいました。

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白い花弁の周辺は細かく裂けていて、一面に毛が生えたような見かけになっています。
花びらの周りを光が踊り、美しく煌めいています。

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ここは、市街地を見下ろす高級住宅地、
かっては農業用水として利用されていたため池です。
宅地に囲まれたこの池が、いつまでも保存され、貴重なこの子たちをそっと見守って欲しいと願わずにはいられません。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-27 20:04 | 植物 | Comments(14)

秋風に揺れて  ・・・  ≪  ヤブハギ  ≫

庭園の前庭の樹木の下に、一株だけ有りました。
細い枝を、四方八方に延ばし、よく見ると小さなお花を沢山つけています。

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株はかなり大きいのですが、背丈は80㎝ほどで、花は小さく目立ちません。
入園する人たちも気づかずに通り過ぎていました。

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3~4㎜くらいのお花は、レンズの中では、マメ科のようです。

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ネームプレートがなく、受付で訪ねましたら、ヤブハギ だとのことでした。

【藪萩(やぶはぎ)】 ・・・ マメ科 ヌスビトハギ属だそうです。    山間の半日陰で湿り気のある場所に生える多年草、葉は茎の中央から下に集まってつくそうです。


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実は、この花が気になり、この日は再チャレンジしました。
微かな風でも揺れて・・・!
ですのに、やっぱり難しく・・??

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萩の花は、揺れる姿が魅力のひとつではありますが、それを表現するのはとても難しいですね?
急激に季節がすすんで、秋風の中のこの佇まいは一層 秋の深まりを感じさせられました。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-26 17:34 | 山野草 | Comments(14)

虎の杖 ・・・?  ≪  イタドリ  ≫

春の山菜、イタドリ が庭園に植えられていました。
小さなお花がいっせいに開いて、賑やかにお喋りしています。

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お花の周りでは、ムシさんたちが大忙しです。

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【虎杖 (いたどり)】 ・・・ 蓼(たで)科     雌雄異株で雄花と雌花があり、群生して咲くとあたり一面が真っ白になるほどです。

今の時期、散歩道でも良く目立ちますね?
調べたサイトでの画像では、雌花は仄かにピンク色でしたが、この子は雌花でしょうか?

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よく見れば可愛いタデ科の花ですが、
風に揺れ、小さなお花はアップでは撮り難く、ガラス細工のようになってしまいました。

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既に、ブドウの種のような種子ができていました。
翼がある種子は、風に助けられて分布を広げ、いったん定着すると、大きい地下茎で群落を広げ繁殖力旺盛だとか?
シーボルトが持ち帰って欧州に帰化し、現在の欧州で駆除の対象として大きな問題になっているそうです。

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名前の由来は薬用として痛みを取る事からイタドリの名が付いたとされるが定かではないと云います。
又、イタドリを漢字で書くと虎杖(イタドリ)で、葉が茂る前の姿を杖(つえ)に例え、斑紋を虎の縞模様に見立てて名付けられたとも?

それにしても、難しい名前(漢字)です。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-25 21:13 | 山野草 | Comments(10)

ハーブ・ 日本の代表選手 ・・・  ≪  アオジソの花  ≫

手入れもせず放置状態の菜園のアオジソに花が咲き始めました。

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香りが良いこの葉はオオバと云い、夏の間、数々のお料理で活躍してくれました。
季節が進むに従い、葉は硬くなり香りも抜けて、冬支度にかかります。

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【青紫蘇(あおじそ)】 ・・・ 紫蘇(しそ)科    中国原産とされていますが、縄文時代の貝塚から種子が見つかったとの報告もあり、
                             シソの変種のエゴマ(古い時代の油の原料)を含め古代から日本に自生していたようです。
                             日本の代表的なハーブです。
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花が開くと、ムシさん達は敏感ですね?
早速、ご訪問いただきました。

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この方も慌ただしくご来店です。

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せわしなくお食事をされ、さっさと帰られます。

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昨日の激しい雷雨が去った後、
一気に季節は進み、肌寒いほどの 秋の真っただ中になりました。
人も、植物も、お天気に振り回され、戸惑うばかりです。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-24 17:22 | 庭・菜園 | Comments(16)

妖しげに自己主張  ・・・  ≪  ヨウシュヤマゴボウ  ≫

この子も色づき始めました。

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初夏に、あまり目立たない花を咲かせますが、撮り逃がしていました。
毎年、川の洲に2mほどの大きな姿を現すこの子を見ますけれど、横目で見るだけにして・・!

これくらいの姿は、まだ可愛いのですが・・?

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花後、緑色の実が熟すと黒紫色に変わり、果実をつぶすと紅紫色の汁がでるので、 
「Ink Berry」と呼ばれ、昭和後期の日本の小学校の理科の教材として色水を作るのに使われたのだそうです。
又、子供たちが色水遊びにしていたとも・・? 私は記憶がありません。

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【洋種山牛蒡 (ようしゅやまごぼう)】 ・・・ 山牛蒡(やまごぼう)科    北アメリカ地方原産。いかにもおいしそうな野菜のような葉をしていますが、葉も根も有毒です。

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お花より この実が自己主張しているような・・?
秋が深まると、茎はますます赤くなり、葉っぱも紅葉します。

私は、この怪しげな姿にたじろぐ感があり、遠くから眺めるだけにしています。

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まだ、蜜があるのでしょうか?
お客様が来ていました。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-23 16:45 | 山野草 | Comments(12)

時間に追われて~!?  ・・・  ≪  ホシアサガオ?  ≫

朝日が眩しい草むらで、小さなお花のざわめきが聴こえます。
猛暑で枯れ始めている草の中にこの子たちは、一瞬の輝きを楽しんでいるようです。

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この子たちに逢いたくて、今朝は5時起き!
夜が遅い私にしたら、快挙です。

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「可愛い朝顔が咲いているよ! 10時頃にはもう萎んでいたわ」と、連絡を受け、8時半にはここに到着。
車で40分ほどの田んぼの土手です。

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斜めの光は優しいけれど、眩しくて陰を探します。
花径2㎝弱の小さな可憐なお花です。

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このお花は・・? たぶん・・!
【ホシアサガオ】 ・・・ ヒルガオ科    北アメリカ原産の帰化植物、草地などに生えるツル性の1年草だと思います。

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良く似たものに ベニバナマメアサガオ と云うお花もあるらしいのですが、
雄しべの色の違いなどで判別できると云います。

あれっ? 雄しべが隠れています。

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離れた処に、 マメアサガオ(たぶん?) も、有りました。

日があたっている処は、既に萎みかけていました。
滑り込みセーフ! 危ういところでした。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-22 15:28 | 山野草 | Comments(16)

秋風がほしい~! ・・・ ≪  ハギ  ≫

枝の先に小さなお花がつきはじめているのは、知っていました。
季節になれば、いきいきした見事な花姿になるであろうと、通り過ぎていました。

いつまで経っても、この猛烈な暑さはおさまりそうにもなく・・・!?

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秋を代表する花も、あえいでいるようです。

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【萩 (はぎ)】 ・・・ 豆(まめ)科    日本各地の山野でごくふつうに見られ、 萩といえば山萩(やまはぎ)を指すのだそうです。「宮城の萩(みやぎのはぎ)」なども代表のひとつです。

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花は豆のような蝶形花。秋の七草のひとつですが、
背の低い落葉低木、茎は木質化して硬くなりますが年々太くなるようなことはなく、根元から新しい芽を出しますので草のようにも見えますね?

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調べてみると萩の仲間は数多く、区分するにも切りがありません。
いままで通り、 萩の花 で、呼ぶことにしました。

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寂しげな秋の姿を、見つけました。

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うす暗い処に、細い枝の先にポツンと!
この風情も、小さな秋のひとこまです。

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by soyokaze-1020 | 2010-09-21 16:02 | | Comments(14)