<   2010年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

六月末の白い花 ・・・ ≪ クチナシ ≫

七月と云う月には似合わないような気がして・・・!?
この月の締めくくりに この花 を選びました。

(1)
a0140000_17384110.jpg

1週間前に撮ったこの子達は、どんなに群れて咲いていても
何故か私には寂しげにうつるのです。

(2)
a0140000_1791110.jpg

少し厚めの白い花びらも、触れれば優しさが伝わって来ます。
そして辺りを、切ないような甘い香り で包み込んでしまいます。

(3)
a0140000_17155386.jpg

この日は、梅雨の中休み!
眩しい陽射しとやり切れないような蒸し暑さ!?

(4)
a0140000_17202017.jpg

【梔子(くちなし)】 ・・・ 茜(あかね)科    一重のものは八重より一足早く咲きます。
                           香りでは春の沈丁花、秋の金木犀に並び、いい香りで遠くからでも香ってきます。

(5)
a0140000_17352021.jpg

最近あまり見かけなくなりました。
実を結び始めたばかりのものが珍しく、去年の暮れに一枚だけ撮ったものがありました。

実の口が開かない事から「口無し」の名になったとか?
薬用や染料、又、無毒なので布以外にも、タクアンやキントンの着色料にも利用されます。

(6)
a0140000_17482320.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-30 17:52 | | Comments(10)

末摘花(すえつむはな) ・・・ ≪ ベニバナ ≫

こちらでは珍しい お花畑 にやって来ました。
たとえ木陰に入っても、まとわりつくような湿気と暑さの日のことです。

(1)
a0140000_15435732.jpg

初めて見るこのお花は 薊(あざみ)の花 に似ています。
葉っぱにトゲがあり、うっかり近ずくと被服の上から刺して、痛い思いをしました。

(2)
a0140000_15514828.jpg

お世話をされている方が、トゲがあるのは 「最上」 と云う品種でこの花の原種であると教えてくれました。
ドライフラワーには、この花が向いていると云われました。
そう云えば、 山形県の県花で特に最上川周辺で栽培が盛んであることは有名ですね。

(3)
a0140000_15554757.jpg

改良されてトゲが少ないマルハだと云われる品種は,主に切り花として使われるそうです。

【 紅花 (べにばな)】 ・・・ 菊科     地中海沿岸、中央アジア原産   
                         推古天皇の時代から、紅色の染料をとるための植物として利用されたらしく、
                         6世紀の藤ノ木古墳からのベニバナの花粉が検出されていると云います。

歴史を感じるお花ですね。

(4)
a0140000_1685868.jpg

別名を「末摘花(すえつむはな)」と、いうそうです。
     茎の末の方から咲き始める花を摘み取ることから、ついた名前です。

あの源氏物語に登場する(常陸宮姫)のことです。
その姫は鼻が赤いことから「紅鼻」とも呼ばれ、同じ読みの「紅花」にちなんで、この花の別名として「末摘花」の名前がつけられたのです。
意味を知らなければ、素敵な名前だと思っていたのですが・・・!?

(5)
a0140000_16144965.jpg
今では食用油としておなじみですね?
油のすすは墨(すみ)として使われ、花は、染料や薬用として使われる 、優れものです。

(6)
a0140000_16235855.jpg

ひとつの茎から 黄色や紅色が出ていますが、
咲き始めは黄色、しだいに赤っぽく変わる のだと、教えて頂きました。

(7)
a0140000_16333982.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-29 16:55 | | Comments(14)

幻の花 ・・・ ≪ シチダンカ ≫

山の中の 紫陽花公園。 その中ほどに一塊りになって咲いていました。
他のお花に比べると、とりわけ小さくきゃしゃに見えます。

(1)
a0140000_18573286.jpg

ヤマアジサイの仲間で八重咲き。江戸時代に園芸用としても栽培されていたと云います。

【 しちだんか(七段花) 】 ・・・ ユキノシタ科    装飾花のがく片が7段になって咲くというのが、名前の由来なのだそうです。

(2)
a0140000_1952267.jpg

「幻のアジサイ」と呼ばれていたこの花が、
昭和34年に六甲山で発見され、一躍話題になったそうです。

14・5年前、 その六甲で、家人が一枝戴いて来たものを挿し木して、我が家の住人になりました。

(3)
a0140000_19133110.jpg

毎年、可憐な花を咲かせていましたのに、剪定時期のミスで、今年は沈黙してしまいました。

(4)
a0140000_1916594.jpg

中央部の中性花は開花前に落ちてしまいます。
八重の装飾花は花径1.5cmほど、花色は赤紫~青紫色、華やかさはありませんが、ひっそりとした佇まいは 和の趣 です。

(5)
a0140000_19233877.jpg

来年、我が家で逢えるように、管理の仕方を工夫しなければ・・?
とても可憐なお花ですもの。

(6)
a0140000_19294289.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-28 19:31 | 山野草 | Comments(14)

森林浴 ・・・ ≪ 紫陽花公園 ≫

今にも泣き出しそうな空の下、
この子達に逢いたくて、細い山道を辿って、やって来ました。

(1)
a0140000_18134691.jpg

山あいの斜面を切り開いて、ちょっとした広場を利用した 紫陽花公園 です。

(2)
a0140000_18184371.jpg

とりどりの お花 が、今が盛りでした。

(3)
a0140000_18214152.jpg

山アジサイや園芸種の花が集められ、それぞれ競っています。

(4)
a0140000_18262256.jpg

プレートがありませんから、種類の名前など判りませんが
沢山の種類があるのですね!?

(5)
a0140000_1830468.jpg

陽射しがありませんので、立木の枝を背景に・・・。

(6)
a0140000_18334479.jpg

紅がさしかかった装飾花を裏から・・・

(7)
a0140000_1836614.jpg

名前が判れば、もっと楽しめるのでしょうが、
なんの知識もなく、ただ、季節の花の世界に身を置きたくて、
精一杯の 深呼吸 です。

(8)
a0140000_18452494.jpg

木立の中の斜面を駆け上がるように咲き乱れる紫陽花の花、
庭や、街中で見るものとは又異なった趣があります。

鬱陶しいこの日のお天気も、森林浴で、気分爽快でした。

(9)
a0140000_18502582.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-27 18:53 | 花木 | Comments(10)

かぐわしき淡き香りの ・・・ ≪ ササユリ ≫

昨日は、今日の暴れん坊の雨より はるかに優しいものでした。

そぼ降る雨の杉木立の斜面を登っていくと、
まだ見頃前の この子達が、迎えてくれました。

(1)
a0140000_1504151.jpg

香りは雨の中で、判りにくかったのですが、高貴なうっとりするものです。

(2)
a0140000_15132557.jpg

急な斜面やがけ、明るい日陰の山林、または、酸性の土壌と、限られた条件にしか育たないと云います。

【ささゆり(笹百合)】 ・・・ ユリ科     名前は葉が笹に似ているからだそうで、ここには 白花など3種類のお花が時期を追って咲くそうです。
                         (白花は終わっていました)

(3)
a0140000_15272086.jpg

清楚なピンクの花に憧れ、多くの人が栽培を試みても、いまだ成功していないと云います。

ちょっと 気難しがりやさん なのかしら?

(4)
a0140000_15302868.jpg

やさしい色と香りとその佇まいのこの子達の 別名は・・・ あの 『 サユリ(早百合)』 ですって~♪

(5)
a0140000_15454031.jpg

自然のものは 自然の中で見るのが一番!
とは云うものの、来年、この斜面を上がる元気があるでしょうか?

(6)
a0140000_1550196.jpg

足場が悪い中の撮影で、いい絵にはなりませんでしたが、
杉木立の間から里を見下ろす ササユリ の姿に癒やされた日でした。

(7)
a0140000_16181492.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-26 16:21 | 山野草 | Comments(12)

沙羅の花? ・・・ ≪ ナツツバキ ≫

つかの間の梅雨の晴れ間でした。
この日は吹く風が心地よく、ふと上を見上げましたら高い木に この花 が咲いていました。

(1)
a0140000_1941540.jpg

椿の花によく似た佇まいです。

(2)
a0140000_19423973.jpg

木漏れ日の中で静かに微笑んでいます。

(3)
a0140000_19434716.jpg

【夏椿 (なつつばき)】 ・・・ 椿(つばき)科   『別名 』 ・・・ 「沙羅の木」(しゃらのき)、沙羅双樹とまちがえたためついたらしいです。

私はお花に詳しい友人から 沙羅の花 と、教えてもらったような・・・?

(4)
a0140000_19491928.jpg

このお花だったのです。 
名前だけ知っていて、憧れていました。

(5)
a0140000_1952446.jpg

調べていましたら、
[幹はつるつるしていてサルスベリ(猿滑り)と呼ばれることがある]
と、出ていました。

幹まで気がつきませんでした。
ただ、緑の中のスッキリした白い花の美しさに見入っていました。

(6)
a0140000_1958464.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-25 20:03 | 花木 | Comments(10)

梅雨の晴れ間に ・・・ ≪ ハンゲショウ ≫

湿気もなく爽やかな晴れの日になりました。
夏至も過ぎ、この子達が気になっていました。
今日の目的は、この子達です。

(1)
a0140000_1718429.jpg

思わぬ群生に一瞬たじろぎました。
影を探して・・・。

(2)
a0140000_1721883.jpg

【 はんげしょう(半夏生、半化粧)】 ・・・ ドクダミ科     中国暦の七十二候では夏至から11日目、7月2日頃より5日間を半夏生と云います。この頃花を付けるのが名前の由来だとか?

(3)
a0140000_1726841.jpg

陽射しが強すぎて、色々設定を変えて・・!?

なかなか手ごわい相手で、上手くいきません。

(4)
a0140000_17283763.jpg

ひも状のお花は開く準備を始めています。

季節のうつろい・・・。
まもなく 夏 がやって来ますね。

(5)
a0140000_1730303.jpg

半夏生の白い葉は、花が咲いた後は緑に戻るというのですが、
去年の8月末に初めて出会った時にもまだ健在でした。
小さな流れの傍に咲いているこの子達は、今年はどうでしょうか?

(6)
a0140000_17343979.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-24 17:38 | | Comments(10)

夕暮れの白い花 ・・・ ≪ タイサンボク ≫

母の13回忌の法要で墓参した時のことです。
霊園の入り口でこの木に目がとまりました。
車窓から眺めていて 「あっ!」 思わず声が出ました。

(1)
a0140000_169360.jpg

尊敬するブロガーさんのページで知ったお花です。
「名前しか知らないお花です・・・」 そんなふうにコメントを残したような・・・?
その花が、そこにいくつも見事な姿を見せていたのです。

(2)
a0140000_1615288.jpg

あれから10日過ぎて・・・。
「もう、終わっているだろうか?」

気になり立ち寄ってみました。

(3)
a0140000_16193934.jpg

花の数は少なくなっていましたが、まだ、蕾をつけているものもあります。

何十年も通っている霊園なのに、一度も気がつかなかったなんて・・・!?

(4)
a0140000_16214581.jpg

辺りは爽やかな香りが漂って、心地よい空気が流れています。
花びらが黄色に変色したものや、果実を形成し始めたものもみられます。

(5)
a0140000_16393651.jpg

見上げて撮るのが苦しくて、道の斜面に登って、
枝の間から覗いている子を狙ってみました。

(6)
a0140000_16474455.jpg

大型の花は純白で神々しく絹のような光沢で綺麗です。
なにもかも包み込んでくれるような優しさを感じます。

『ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし』  ………  斎藤茂吉

検索していましたら、この句に出会いました。   私の思いも、同じく・・? です。

(7)
a0140000_16521769.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-23 17:07 | 花木 | Comments(8)

クロード・モネ の水の庭 ・・・ ≪ スイレン ≫

つけっぱなしにしていた TV からフランス郊外のジヴェルニー地方の風景が流れていました。
あまりTVを見ない私も思わずひき込まれた美しい画面、
「光の画家」の別称があるフランスの画家 クロード・モネ の庭でした。

そうだ!まだ咲いているかも知れない! 急に思いたち訪れてみました。

(1)
a0140000_13421695.jpg

花が咲いている、と、1週間前に聴いてはいたのですが、機会がなく・・・。
また、この花を見るだけの目的などつくったことはありませんでした。

(2)
a0140000_13533573.jpg

睡蓮池 は、初めての経験です。
思っていたより小さな花が、風もない水面に浮かんでいます。

(3)
a0140000_1359459.jpg

光を捉えたくても、今日はうす曇りの空、
その上、ひどく蒸し暑い午後です。

(4)
a0140000_1465069.jpg

「睡蓮、水の風景」 のモネの絵に浸りたくても、
静かに池を眺めている状況ではありません。

(5)
a0140000_14175152.jpg

先日の雨で水かさはありましたが、花は遠く、精一杯引き寄せても
私のレンズではこれが限界!  それに、お花はこっちを向いてくれないのです。

(6)
a0140000_1422155.jpg

「光の画家」と呼ばれたモネは、同じモチーフを異なった時間、異なった光線の下で描いたと云われます。
絵を描くために、広大な 「花の庭」 「水の庭」 を、自らの手で造ったそうです。
偉大な人はご苦労が多いでしょうが、為されることが凄いですね?

15分~20分間だけ、 クロード・モネ に思いを馳せた時を過ごしてみました。

(7)
a0140000_14375568.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-22 14:41 | 風景 | Comments(10)

実もお花も可憐な ・・・ ≪ ヒペリカム・アンドロサエマム ≫

この時期特有の蒸し暑い朝です。
真夜中の大雨で心配でしたが、何とか止んでいました。

ご近所の玄関のお花も、雨の雫に濡れています。

(1)
a0140000_163486.jpg

この間まで気がつかなかったお花が咲いています。

(2)
a0140000_16364778.jpg

そしていつの間にか実までも・・・!?

(3)
a0140000_16381120.jpg

去年の晩秋、山里で出会ったお花のようです。
たしかクリスマス飾りにもなる紅い実をつけていたはず・・?

(4)
a0140000_16471384.jpg

ヒペリカム・アンドロサエマム 覚えにくい名前でした。
別名を 小坊主弟切(こぼうずおとぎり) と云いましたね。

(5)
a0140000_1652555.jpg

まだ実は紅くなってはいないけれど、お花と実が同時に見られます。

(6)
a0140000_16553863.jpg

金糸梅 や 未央柳 など、似たようなお花の中でも、ひとまわり小さく、
それでも可憐に自己主張しているように見えます。

(7)
a0140000_1703954.jpg

by soyokaze-1020 | 2010-06-21 17:05 | 花木 | Comments(16)