カテゴリ:樹木( 30 )

山の上も晩春     ≪   ウワミズザクラ ・ ウリハダカエデ?   ≫




平地より季節が遅いはずの山の上も、今年は足が早いのか晩春の佇まい
一般のサクラよりすこし遅れて咲く ウワミズザクラ(上溝桜) が春を見送っていました。


その傍に垂れ下がった花穂をつけた樹木が目をひきました。

黄緑や茶色の花穂が風にゆれ、何とも魅力的~☆
けれど名前が判りません。

帰宅して調べること2時間強・・・^^;

このような姿をした樹木の花は結構たくさんあるのですね。

ウリハダカエデ(瓜肌楓)に行き着きましたが確かかどうか・・?

特徴は樹皮がマクワウリに似ていることが名前の由来だそうですが
花の佇まいに魅せられていただけの私、幹を撮ってはいません。


初めての出会いはこころが踊り感激しますが、名前が判りませんとスッキリしないものですよねぇ。


(1)ウワミズザクラ
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(3)ウリハダカエデ?
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by soyokaze-1020 | 2016-05-07 23:17 | 樹木 | Comments(6)

葉っぱの緑は海の底~    ≪   サンゴジュの実   ≫ 

まだ夏の衣をまとった山の裾野に、たわわに実をつけた樹木がありました

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小さな実のひとつぶ・ひとつぶは 真っ赤に色づいて少し面長の顔をしています
その子たちをまとめてぶら下げている花茎も まっかっか~!

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海の底で煌いているサンゴのようです。

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そのはず・・・

ふとしたことで判った名前は サンゴジュ(珊瑚樹)でした

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水分が多く燃え難いことから 耐火性に優れていると生垣材として使われていたようです
ただ、サンゴジュハムシにより葉がボロボロに食害され易く 消毒管理に手間がかかり最近は少なくなってきたそうです


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ここで出会ったものは 艶々葉っぱも瑞々しく健在・・・
常緑ではあるけれど 厚い葉っぱと共に実を見られるのはラッキーなようです

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赤い花茎も 実が熟し終わると幹から離れて落下するといいます
斜めの光を受けた赤い実 緑の海で煌く珊瑚 ・・・
 
素敵な時間が流れていきます

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by soyokaze-1020 | 2011-09-15 22:41 | 樹木 | Comments(16)

異邦人の明るさ    ≪   アメリカデイゴ   ≫

ブログ画でしか見たことがない花を、一本だけ公園の一角で見つけました。

濃い緑の葉を付けた枝の間から風に揺れて見え隠れしています。
まさかここで逢えるとは思っていませんでしたので、感動です。


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花は2・3箇所有るだけで、木の下に茶色化した散り花が散乱しています。

調べますと開花時期は6月半ばから8月10日ごろまでだとか?
サイトによっては「10月頃まで盛りである」と記されているものもありましたが、
まだ蕾も見えるこの子は、ポツリ・ポツリと、葉っぱのお宿を出たり入ったりして遊ぶのでしょうね?

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お花の様子はまさに異邦人のように明るく鮮やかです。
来季は真っ盛りの時にこの子の笑顔に逢いたいと思いました。

アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) ・・・ マメ科  デイゴ属

江戸時代末期に渡来したそうです。
原産国は南アメリカとか東南アジアとかいろいろな説があるようですね。

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花から目をはずして振り返った空にナミアゲハの乱舞が見えました。
こちらではこの夏、あまりチョウさんに出会えなく、嬉しかったですね。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-16 21:25 | 樹木 | Comments(14)

山地でお馴染みのはずなのに    ≪   リョウブ   ≫

目の前の小枝に涼しげな白い花が揺れています。

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名前も知らぬまま、カメラを向けました。

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シベを思いっきり開いて小花がかたまってこちらを見ています。

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少し離れて上を見上げましたら、思いのほか大木でした。
5mは超えているでしょうか?

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ネームプレートがなく、係りの方に訊ねますと、リョウブだと言います。

何処でも見られる花らしいのですが、植物園で見ますと、特別な雰囲気にみえます。
きっと、慣れないものですから気持ちが高ぶっているのかもしれません。


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リョウブ(令法) ・・・ リョウブ科  リョウブ属

その昔、救荒植物(きゅうこうしょくぶつ)とするためにリョウブ(令法)を育てるようにと
法令を定めて種子などを配布したそうです。
令(りょう)をもって布告されたので令布(リョウブ)、 そこから名が付いたという説があります。
救荒植物(きゅうこうしょくぶつ)とは 山野に自生する植物で飢饉(ききん)の際に食糧になるもののことだそうです。

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by soyokaze-1020 | 2011-08-08 22:56 | 樹木 | Comments(10)

しのびよる夏    ≪   キョウチクトウ   ≫

夏の花、
キョウチクトウが咲いています。
梅雨がまだ明けきれない空に向かって、大きく手を広げたような立ち姿です。

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車窓からその姿を見て、逢いたいと思い去年見た所へやって来ました。
おりしも、又、雨でしたが・・・。

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地面にたくさんの花びらを落としていて、ちょっと慌てました。
花が終わってしまったのかと・・!?

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キョウチクトウは、乾燥や大気汚染に強い樹木で、工場や道路沿いの並木道などに植えられています。
花期も百日紅と同じような時期に咲き続けるそうです。
結構長いとは気づきませんでした。

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花に気づいたら、すぐに逢いに行かなければ・・! 
追いかけていると、自分を追い詰めてしまいますね。気楽にゆっくりと~と、思うのですが・・。


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この花の名前、いつ覚えたものなのか記憶がありません。
お花や樹木に関心がない子供の頃から、何故か知っているように思います。
夾竹桃、結構難しい名前ですのに・・!?

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キョウチクトウ(夾竹桃) ・・・ キョウチクトウ科  キョウチクトウ属

インド原産、江戸時代に中国経由で日本に渡ってきたそうです。
葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に似ているところから、この名になったと言われます。
美しいお花ですが有毒植物です。

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by soyokaze-1020 | 2011-07-05 22:33 | 樹木 | Comments(10)

慈愛に満ちて    ≪   タイサンボク   ≫

この花が咲いていることは知っていたのですが、撮りに来るチャンスがなく諦めていました。

偶然近くまで来ましたら、まだ、沢山の花が見られます。

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ただ、昨夜からの雨で花びらがシベを守るように俯いています。

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ここのタイサンボクは本当に大きく、何年も気がつきませんでした。

花をつけた時期に来たことがなかったのか・・?
いつも車で通るだけの所ですから、樹木の上の方に咲く花に気がつかなかったのかも知れません。

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去年、母の法要の時に出会い、そのおおらかな花姿とふくよかな香りに感動しました。

以来、この花は母と結びつくようになりました。

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今思えば、言葉は少ない母でしたが、いつもしっかり子供たちを見守ってくれていた気がします。

私も懸命に生きているけれど、いつも思うのは・・。
母を超えることは出来ない! そんな気になります。

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タイサンボクの艶のある分厚い葉っぱ、その影から覗く厚手の真っ白い花、
眺めているとふんわり温かい気持ちになります。
慈愛に満ちた母の笑顔に見えます。


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タイサンボク(泰山木) ・・・ モクレン(木蓮)科  モクレン属

北アメリカの東南部原産、 明治初期に日本へ渡来したそうです。
花、葉、樹形などが大きいこと、花の形を大きな盃(さかずき)に 見立てて「大盃木」、それからしだいに「泰山木」になったともいわれます。

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by soyokaze-1020 | 2011-07-02 22:10 | 樹木 | Comments(10)

私を無視しないで!    ≪   ガマズミ   ≫

自然の森公園の入り口は高さ1.5mほどのこの樹木で生垣を造ってあります。
それに咲いていたお花は既に終焉を迎えようとしていました。

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あれこれまだ元気そうな子を探しましたが、なんだか気乗りがしなくて、
お蔵入りにしようと思っていました。

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外は雨だし花散歩も出来ないし~!
♪~ あめがふります あめがふる
あそびにいきたし・・・ ~♪ 
童謡を口ずさみながら、ネット検索をしていましたら・・・!?
「私を無視しないで!」 の言葉が目にとまりました。
ガマズミの花言葉です。

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気乗りがしないまま撮ったこの子が、今日のヒロインです。
どの花を見ても、シベが懸命に手を上げて何かを主張しているようです。
無視しないで載せることにしましたからね・・・^^

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ガマズミ(鎌酸実、莢迷) ・・・ 吸葛(すいかずら)科 ガマズミ属
鎌酸実の名前の由来は、実が酸っぱいことからだと言う説や、「神ッ実」あるいは、「噛み酢実」の転化したものなどの説、「スミ」は染めが語源との説などよく判らないらしいです。
果実を何か染物などに使っていたのでしょうか?

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by soyokaze-1020 | 2011-06-11 21:15 | 樹木 | Comments(10)

♪~ 夏~は来ぬ ~♪    ≪   ウツギ   ≫

今年はこの時期にウツギの花に沢山出会いました。
里山や森の中を歩く楽しみが持てたからでしょう。


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5月6月はウツギの季節だとうたったサイトがありました。
その通りだと実感です。
撮ってきたものを調べると○○ウツギに行き着いてしまいます。
科や属が違っても、殆どがこの季節に花を咲かせるそうです。


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今、真っ白にそれもびっしり細い枝いっぱい花をつけている子は○○がつかないウツギです。
見た目が雪のようで 「雪見草」とも呼ばれているほどです。

調べて撮りに行けばそんな絵を意識して撮ったものを・・!? 私はいつも後手になります。


(3)
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ウツギは人家の垣根に使われたばかりでなく、境界線にも使われていたようです。
刈り込みに強く材が硬いことなどの性質を利用したもののようですね。

♪ 卯の花の匂う垣根に~♪
夏は来ぬ の「卯の花」とは、このウツギの花のことです。

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オシベが重いのではないかと思うほどの花粉をいっぱいつけて、やっぱり覗き込みました。

ウツギの花が咲き始めると季節は梅雨に入ると云われていました。
今年は、入梅が早かったのでこの花も少し慌てたのではないでしょうか?

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ウツギ(空木) ・・・ 雪の下(ゆきのした)科。 ウツギ属
髄が 空洞になっているので「空ろ木(うつろぎ)」が変化して 「空木」になったそうです

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花撮りをしていると、向かいの道路にバンビちゃんが・・・!
森や里山では糞は見かけましたが、真っ昼間のこんな所へ~?

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by soyokaze-1020 | 2011-06-09 22:26 | 樹木 | Comments(10)

森で出会った雪の精    ≪   タンナサワフタギ   ≫

小雨の森で一際さわやかな白い花をつけた木があります。

72歳という森の案内人の方が 「あれはタンナサワフタギです」 と、カメラをかまえました。
足場が悪い場所ですが、そろそろと倒木などを乗り越えて傍まで行きました。

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光がないのに、この子たちの周りは眩しいほどです。

耽羅で最初に発見された「サワフタギ」ということで、この名前になったとか?
耽羅(タンラ)は朝鮮済州島の古い呼び名で、それが訛り「タンナ」になったそうです。

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長いシベが弾けた様子が華やかで、雪の精が乱舞しているようです。

もっとゆっくりしたい場所でしたが
「はい、沢山撮られましたね。次に行きましょう」 の言葉に促され、そこを後にしました。

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タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木) ・・・ ハイノキ科 ハイノキ属  本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮(済州島) に自生するそうです。
サワフタギという樹木もあり、花もよく似ているそうですが、秋に果実を見れば区別がつきやすいとのこと。
果実は、タンナサワフタギは黒い実、サワフタギは紫色の実だそうです。

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by soyokaze-1020 | 2011-06-05 21:41 | 樹木 | Comments(8)

いにしえびとも~!?    ≪   ガンピ   ≫

私の花探しは、いつも唐突です。
ブラシノキを見て、近くのコンビニで自然の森公園があると聴いて行ってみる事にしました。

「初めてですか? ご案内しましょう」と、品の良い紳士が声をかけてくれました。
ボランティアで森の案内人を勤めているそうです。

絹のような小さな雨が降ったり止んだりする中、展望台を目指して進みます。

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先日の台風の影響で、木の枝がちぎれていたり、かなり大きくなっている樹木が根っこから倒れていたり、少々、森の中は荒れていました。

この時期、花は少なく、小さな木に花が咲いているだけです。

細い枝の先に淡黄色の花をつけている子は ガンピと云うそうです。
本州の静岡県以西、四国、九州の佐賀県までに分布する落葉の低木で、
アカマツ林の尾根や斜面上部などに生育しています。

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ガンピはミツマタ、コウゾとともに和紙の原材料として使われるということです。

もちろん、見るのは初めて、名前は聴いたことがあるような・・?
ガンピ紙は非常に滑らかで、平安貴族の女性が好んだといいます。

私たちの都合で、一時間あまりの森の散歩、
お天気も今一でしたが、新しいことに出会うって、楽しいですね。
森の中は魅力がいっぱいです。
ちょっとはまっています。

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ガンピ(雁皮) ・・・ ジンチョウゲ科 ガンピ属   奈良時代から製紙原料として用いられていたそうです。
別名 ・・・ カミノキ サイトでは漢字の記載がありませんでしたが「紙の木」なのでしょうか?

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by soyokaze-1020 | 2011-06-04 21:53 | 樹木 | Comments(8)