深まりゆく秋    ≪   ノコンギク   ≫

木立の下に群れ広がる、うすむらさきの花の波です。
やさしい風と共に、秋の光が花の波を撫でるように過ぎて行きます。

ほんとうに秋の光の逃げ足の速いこと・・・!
ふと目をそらすと、もうそこに留まってはいません。

私は、群れる ノコンギク(野紺菊)の上を、光を追ってレンズを覗きます。

秋の深まりを感じさせるこの花
あわれで儚さを感じさせるうすむらさきの色が上手く捉えられません。

小説『野菊の墓』の一場面には届きません。


秋草のいづれはあれど露霜に痩せし野菊の花をあはれむ      伊藤左千夫



花言葉は、 忘れられない想い、守護


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by soyokaze-1020 | 2013-10-14 18:00 | Comments(6)
Commented by calmcalmcalm at 2013-10-14 21:27 x
soyokaze-1020 さま

のこん菊とても美しいですね
私の周りでも沢山咲いています
8番目が大好きです
着物の柄のように感じています
Commented by shizenkaze at 2013-10-14 23:45
ノコンギクも栽培種のコンギクと比べると色が淡くて優しいですね・・・
野菊の墓の野菊はノコンギクなんでしょうか・・・・・?
ずっとヨメナだと思っていました~><

2.5.6.7の写真いいですね~
野菊たちって何故か撮り難い花です・・・・・♪
Commented by soyokaze-1020 at 2013-10-15 09:10
calmcalmcalmさん
今の時期、野菊が美しいですね。
ただ、区別が難しくネームプレートがなければ迷います。
この子たちは、植物園の斜面に広がるように咲いていました。
そして池の周りにも・・・
8枚目、池を覗き込む一群れの花が風に揺れていました。
気にいって頂き、有難うございます。

Commented by soyokaze-1020 at 2013-10-15 09:10
shizenkazeさん
実際にはもっと儚げなうす紫色でした。
その色を絵で表現できなくて・・・^^;(何枚も撮りましたのに、難しいものです)
Wikipediaによりますと、『野菊の墓』の野菊はこの花ではないかという説があるそうです。
この子とヨメナ、私も違いが判りませんが、ヨメナの種には冠毛がなく、葉も無毛で区別ができるそうです。
試したことがありませんけれど・・・
2、5、6、7、有難うございます。

Commented by hemi-kame2 at 2013-10-15 14:17
野菊の墓の民子は野菊のような素朴さがあったのかなぁ・・・ ・・・。
子供はいつもその“時代の子”ですが政夫と民子の時代は因習も深いが反面“純情”だったのかなぁ。
5枚目、素朴で逞しくそして美しく普段の顔の野菊です。
Commented by soyokaze-1020 at 2013-10-16 11:01
hami-kameさん
はい、民子はこころの内の激しさを人に見せることなく、沈めて生き抜いた女の子のようです。
女性というより女の子と云いたいです。
小説の中はセピア色の景色で、ノコンギクだけが薄紫色の淡い光を放ち、小刻みに揺れているように思います。
素朴と純情・・・、昨今ではあまり触れることがない情景になりましたね。
“野菊のごとき君なりき”の言葉も懐かしい響きになりました。
5枚目、有難うございます。

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